ずっと行きたかった広島2012年12月26日 16:00

すっと行きたかった広島。
小学生の社会の教科書で写真が載っていた厳島神社。
母が「日本で行ってみたいなぁと思う場所ってどこ?」
と私に聞いたことがありました。
私はすかさず社会の教科書をもってきて、
「ここだよ」とその写真を指さしました。
母は、「なんで?」と不思議そうな顔をしました。
変わった子だなぁという顔でした。
でも、本当はなんでそこに行きたいのか、自分でもわかりませんでした。
そして大人になるまで、父から時々戦争の話を聞き、
ユニセフの写真展で、原子力爆弾の恐ろしさを知りました。
この歳まで広島と長崎でこんな無残なことがあったことを、
1行か2行の文章でしか知らなかった自分を恥じました。
本物を見たい。そこに行ってもっと知りたい。

夏休みになると。子ども向けの戦争のアニメを開催する場所があったので、
毎年娘たちを連れて行って一緒にそのアニメを観ました。
子どもにはあえて感想も聞かず、
戦争に対する思いを押しつけるのはやめようと思いました。

そのうちに、次女が高校の修学旅行で広島に行きました。
長女が友人と広島に行きました。
そして長女が今年の夏に、
「お母さん、私と広島旅行に行かない?」と言ってくれました。
その旅行は、長女からのプレゼントでした。
今頃の報告になりますが、
私は9月9日(日)から12日(水)までの4日間、
2人で広島へ行ってきました。




コメント

_ 涼子 ― 2012年12月27日 20:07

私は小学生の頃に夏休みに見た戦争のアニメが、
とても衝撃的で今でも心に残っています。
戦争に興味を持つきっかけを母は私に与えてくれました。

それからどうしてか、広島にひかれるようになったのです。
長崎でも沖縄でもなく、広島に。
ひかれるというのは、
魅かれるというより、引かれるの方が近いかもしれません。
ずっとずっと行ってみたくて、
2年前に友人3人で広島へ旅行しました。
初めて訪れた広島は、もう感激以外の何物でもありませんでした。
もうそれからずっと、広島のとりこです。
そして今年、母を広島へ連れて行ってあげることが出来ました。
広島のこと、戦争のことについて興味を持たせてくれた母。
感謝しています。

ちなみに私からのプレゼントとのことですが、
主人が毎日頑張って働いてくれているおかげです。
エルくんにも感謝ー!

_ おこちゃん ― 2012年12月27日 20:40

おぉ、「初めて聞いたキリンのキ」!

おぉ、そうだったのか…。
では、沖縄にも行ってらっしゃい。それから長崎にもね。
日本には、私たちの知らないところがたくさんあるということだ。
福山市もそうだし、秋田市土崎(8/15の記事をご覧ください)もそうでした。
昭和に流行ったフォークソングに「戦争を知らない子供たち」という歌があります。私たちのことです。←昭和30年以降に生まれた人たち
だけど、こうやって伝えていくことって大事なのかもしれませんね。

エルくん、いつもありがとう。
これからもよろしくね\(^o^)/

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