寝ぐせ ― 2024年04月26日 15:37
腰のない髪の毛なので、
こんなことは滅多にない。
放っておいたら、午前中、続いていました。
どんな寝方をしたんだか。
ちょっと嬉しくて写真撮影。(笑)
思えば65年生きてきて、朝起きたら髪が爆発していた、なんてことは一度もなかった。
そういえばば高校生の頃。
なんにもない時代、水を湿らせて前髪をカーラーを巻きました。
カールが強すぎると、最悪な朝になったことも。
しかも自転車通学だったから、学校に着いた頃は、予想外のヘアスタイルになっていて。
前髪が命でしたね。
おこちゃん北上に行く② ― 2024年04月16日 00:08
次はビーカーさんの車に乗って、懐かしの中学校に行きました。
黒沢川の土手はそのまま。
でもポプラ並木は無くなっていました。
(ポプラの大木はありましたが、数本しか残っていなかったので並木ではない)
校門から中をのぞきました。
灰色だった校舎が白くなっていました。
50年前も決して綺麗とはいえない古い校舎。
下の写真に写っている校舎は半分で、右側にあと半分隠れています。
教室の数は各階に12部屋ずつかな。
あそこが音楽室、あそこが保健室、あそこが放送室…と懐かしむおばさん(おばあさん)二人。
下の写真。
ほらね、校庭の向こう側に川が流れているのですが、何本か大きな木が見えるでしょう。あれがポプラ。
昔は(というか少し前までだと思います)、ずら~っ川に沿って並木が続いていたのです。
夏は木陰を作り、秋は枯葉が舞い、冬は白銀の世界。素敵でした。
正面玄関から北側を見ると、道はまっすぐ続いていて、
霞んでよく見えませんでしたが、真正面に早池峰山がそびえたっていました。
「おかえり」と言っているようでした。
最後にここから真っ白い早池峰山を見たのは、50年前。
卒業式の日だったかもしれません。
この中学校、今は何クラスあるんだろう。
私たちの頃はK組までありました。
つづく
おこちゃん北上に行く① ― 2024年04月15日 21:24
家を出たのが8時前。
今日は電車で北上に行ってきました。
太陽がギラギラ。暑くなりそう。
よし、先ずは懐かしい通りを散策しよう。
最初に行ったのは、4歳の頃に住んでいた場所。
諏訪神社を過ぎて、右に曲がったら、
幼稚園児のおこちゃんがウンチを漏らした場所を思い出しました。
「ここだ。」
お気に入りの赤い靴を水路に流してしまった場所も思い出しました。
「ここだ。」
キングコングを見て吐いてしまった映画館は?
アパホテルになっていました(笑)
幼稚園は、立派になっていました。
だけど、そのままの風景もありました。
玉乃湯。
ここは父親と男湯に入ったときに、背中に桜の絵が描いてある人がいた、思い出の銭湯。(2011年に廃業したそうですが建物はありました)
そして、いよいよ4歳のおこちゃんが住んだ家へ。
持参したのは、この写真。
だけど、この家は見つかりませんでした。
でも、もしかしたらこの家だったかもしれない、という場所に古民家カフェが出来ていて。中に入って見たら、誰がいたと思います?
じゃじゃ~ん。
手を振ってくれたのは、ビーカーさん。
はじめまして!
のビーカーさんです。
ビーカーさんは私の散策のルートから、そのカフェを待ち合わせの場所にしてくれたのです。
中学校の先輩だけど、会うのは初めて。
だけど全然緊張することなく、ビーカーさんはまるでずっと前から知っている人のようでした。(知っているといえば知っているけどw)
生まれたときから北上市に住んでいるというビーカーさん。
あれはどうなった?あそこはどうなった?あの店はどこだった?あのとき何してた?などなど、私の曖昧だった記憶を鮮明に蘇らせてくれました。
Gardenia.cafe(ガーデニアカフェ)というそのカフェは、静かでいい雰囲気のお店でした。
一旦会計を済ませてから外に出て、上の写真(兄が虫取りをしている)の家を探しました。
でも私が思っていた家は、見た目が全然違っていて。ここじゃないような気がする。やっぱり古民家カフェが、私の住んでいた家だろうか。
諦めきれずに、またカフェに入って、店主から情報を得ることに。
するとその人は、言いました。
「この家は両親の家で、借家でした。学校の先生に貸していました。」
写真も見せましたが、よく分からない様子。
「90代の母親なら分かるかも知れませんが…。」
店主は一緒に外に出て来てくれて、井戸があった場所を教えてくれました。
(水道がなくて庭の井戸から水を汲んだ)
でも結局、ここなのか、そのお隣りなのかは判明しませんでした。
そしてもう一枚。
同じ場所です。
昭和38年。(1963年)
令和6年。(2024年)
おや?あの松は、この松だろうか。
つづく。
復興の話 ― 2024年04月01日 23:03
4月1日に復興の話って、
「どうした?」と思う人もいるでしょうが、なんとなく今日はこの話。
いろんな朝ドラを見ていると、だいたいが戦前から戦後の日本が描かれていて、私なんかはそこから自分の知らない日本を知ることが多いです。
戦争が終わっても物がなくて、大変だったんだなぁと思ったり、復興するまでにどれぐらいかかったんだろう、と思ったり。
でも、最近やっと気がつきました。
もう65歳になろうとしている自分が、今さらこんなことを口にするのは恥ずかしいのですが、私の兄は昭和30年生まれ。ということは、戦争が終わって10年後に生まれた人なんだ。
(たった、たった、10年しか経っていない、釜石に生まれたんだ、と)
昭和20年8月6日、広島に原爆投下。
そして8月9日には長崎に原爆投下がありました。
しかし、釜石は同年の7月14日と8月9日に砲撃を受けました。
攻撃目標は製鉄所。
町の人はズドーンズドーンと大きな音を聞いたという。
その音が、まさか軍艦から大砲を撃った音だったとは。
今さらですが、私たちの親世代はどんな生活を送っていたのでしょう。
どんな十代、二十代を過ごしていたのでしょう。
私が生れたときには、もう釜石には大きな煙突がいくつも立っていて、製鉄所(今の新日鉄釜石)で町が繁栄していたし、漁業も盛んでした。
父はサラリーマンで、決してお金持ちではなかったけれど、普通に生活していた。(と思う)
戦争なんて、昔のことと思っていたけれど、そうではなかったのかも。
町はみるみる綺麗になっていったかもしれませんが、人の心には大きな爪痕が残っていたのかもしれません。
そう思いながら、復興について考えていたら、
来年は、東日本大震災から14年が経つことに気がつきました。
そっか。おんなじだ。
私は戦争が終わって14年後に生まれている。
大きいことはいいことだ ― 2024年03月28日 20:49
あのコマーシャルがなぜ無くなってしまったのかは、別にどうでもいいとして、
昭和43年に、エールチョコレートは50円なのに他のチョコより大きかった。
確かタキシードを着て気球に乗った山本直純の手には、エールチョコレート。
お得な感じがしたので、私も買いました。
今ならそんなコマーシャルのコピーは、真っ向からやられます。
さて、サクラちゃんが月曜日から木曜日までこの家にいました。
(シュー君が出張だったか研修だったか、いなくなると泊まりに来るw)
そこで、青森の生活について聞いた話。
先日、何かあったときのために、ファミリーサポートという団体に登録したそうです。(1時間数百円でベビーシッターをしてくれる)
それで、何人かの提供会員さんと顔合わせのために、その人の家にサクラちゃんを連れて行ったらしい。
だいたいその提供会員と言うのは、子育てが終わったおばちゃんたちなのですが、その中の一人がサクラちゃんを見て、「あら~3か月?」と言ったらしい。
いやいや、そもそも青森市のファミリーサポートを利用できるのは6か月から。
なのに、第一声が3か月って、おかしいでしょう。(と思った)
確かに、他の子よりちっちゃいし、髪の毛はないし、赤ちゃんに見えるのも仕方ない。(赤ちゃんだけどねw)
でもどんちゃん的には、その人は子どもを4人も育てているし、家におもちゃもたくさんあって、明るくていい人そうだったから、この人に預けたいなと思ったそう。
そんな話をしていたら、この前の7か月健診で、お医者さんから「体重が増えないから、2週間後にまた来て」と言われたようで、しかもその時機嫌が悪くて大泣きで、お座りが上手く出来なかったのも心配されたらしい。
「やっぱり、ちっちゃいのかな。」とどんちゃんは心配そう。
ファミリーサポートの人に、「3か月?」と言われたのも気にしてる。
大丈夫だよ、どれ、母子手帳を見せてごらん。
見た。
あちゃ~。折れ線グラフを見たら、またあちゃ~。
本当に3か月の赤ちゃんの範囲から少しはみ出している程度。(体重)
ということは、「そのファミサポの人、ある意味すごいな」と、二人で尊敬していまいました。(笑)
この4日間。サクラちゃんはお座りも上手、ハイハイも上手、「手を叩きましょう~♪」を歌うとお手々パチパチ。
先月は、顔にハンカチをかぶせても取れなかったのに、すぐに取ってニッコリ笑う。いないないばぁ、と言わんばかり。
昭和43年頃は、確かに高度成長期でなんでも大きいことはいいことでした。
車も家も、冷蔵庫もテレビもチョコも、どんどん大きくなりました。
だけど今はね、ミニマリストが物を減らして必要最低限のもので暮らすライフスタイルの時代。私だって、次に家を建てるときは(予定はないけど)、平屋の小さい家が欲しい。
もはや「大は小を兼ねる」なんて、昭和の人がいうことなのかも。
小さいことも、いいことだ。
緑黄色野菜 ― 2024年03月25日 22:06
先日、いきなり緑黄色野菜の、もう一つはなんだっけ?
ということになり、いや~思い出せない思い出せない。
家庭科で習った。小学生のときだったかもしれないし、中学校のときかもしれない。
できるだけスマホに頼りたくなかったけれど、もう限界。
スマホに文字を入力しました。
さて、検索ワードはなににする?
しかし、こういうときは素直になるのが一番。
私は「緑黄色野菜と」、つまり「と」を加えてポチしてみました。
そうしてら、即わかりました。
答えは、そうそう。「淡色野菜」。
せっかく出てきたので、2つの野菜の違いを調べて見たら。
緑黄色野菜は、カロテンの含有量で決まるらしいです。
(色だと思ってたw)
代表的なものは、ホウレンソウ、カボチャ、ニンジン…なんと、カイワレダイコンも緑黄色野菜でした。
そして、こんなこともわかりました。
「トマトとピーマンのカロテン含有量はそれに満たしていませんが、食べる回数や量が多いため、緑黄色野菜に分類されています」だって。
え~どういうこと。ニセ緑黄色野菜ってことですか~?(笑)
また、同じ野菜でも部位によって異なる分類に属する野菜もあるそうで、
例えば、ネギは青い部分が緑黄色野菜、白い部分は淡色野菜。
カブやダイコンもそうらしい。
そういえば、小っちゃい頃。
「人参を食べればほっぺたが赤くなるよ。」(可愛くなるよ、の意味)
「わかめを食べると、真っ黒ないい髪が生えてくるよ。」
「ほうれん草を食べると、ポパイみたいに強くなるよ。」
と言われて、がんばって食べようね作戦にまんまと乗せられたものでした。
今なら思う。
ほっぺ、赤いのはイヤだ。
髪もサラサラがいい。
ポパイなんてどうでもいい。
思い出のナンパ ― 2024年03月22日 22:26
今日、夕顔瀬橋の上で信号待ちをしていたら、ふと思い出した。
ナンパの話。
昭和59年の秋だったと思います。
北上市内を運転していたら信号が赤になり、私は先頭に止まりました。
お天気も良くて、爽やかな秋晴れだったような。窓、全開でした。
そうしたら、右折レーンに止まった車の中から男の人の声がする。
誰!知り合い?
無視するのもどうかと思ったので、チラっと横を向いたら、見たこともない白いバンが止まっていました。
「ねぇ、ねぇ、お姉さん。」
(お姉さんって、私、人妻ですけど。しかも妊娠中!)
って思ったけれど、向こうから私の腹部は見えやしない。
その後も、何か言っているようでしたが、かまっている暇はない。
(早く青にならないかなぁ)
正面を向いて、聞こえないふりをしました。
なぜなら、中年のおじさんだった(笑)
すると、その人が窓から身を乗り出して言いました。
「ねぇ、お姉さん。シート、前過ぎじゃない?もうちょっと後ろに下げたほうがいいよ。」
はぁ?
アナタさっきから、それを言ってたの?
余計なお世話なんですけど。
そりゃあね、見た目はちょっと「小さい前ならえ」でハンドル操作をしているかもしれない。でもさ。これ以上、座席を下げるとブレーキ踏めない、ギアチェンジ出来ない。
信号が変わったので、ちょっと会釈をして左折しました。
(本当は直進したかったのに)
んもう、腹が立つより可笑しくて。
確かにあの人が言うように、ハンドルがお腹に当たりそう。
まだそんなに大きくなっていなかったけれど、なに、あの人は私が妊娠していることがわかって言った?
それからというもの、座席を意識するようになってしまった。
幸いなことに、自分サイズの車をもつようになって、軽自動車なので足が届く。
しかもオートマ。右足だけで用が済む。
あれから39年。
今気がついたんだけど、もしかしたらあの人、北上自動車学校の人だったのかもしれない(◎_◎;)
私は盛岡自動車学校の卒業生ですけどね(笑)
ビニールテープ ― 2024年03月19日 15:27
昨日、ペンを買うために入った文房具屋さん。
みゃむが子どもの頃からあったという古いお店なのですが、とにかく広くて楽しい。新商品も多いし、文具からビジネス用品、画材店のような専門の絵の具があったり、漫画を描く人の道具があったり。昭和でいうファンシーショップっていうのかな、プレゼントに買ってあげたくなるような、いや自分にご褒美で買いたくなるような、雑貨のようなものもある。そうそう、万年筆の品揃えもすごい。
とにかく楽しい文房具屋さんです。(ロフトとも違う)
もう30年以上前のことですが、当時住んでいたところの近所にあった小さな文房具屋さんに入ったときに、「私もこういうお店をやりたいなぁ」と言ったら、レジのおばちゃんが(おそらく店主)、「やめたほうがいい」と言いました。
理由はとにかく儲からない。在庫は多いし、新商品がどんどん出てくる、でも子どもはそれを買いたがる。
確かにね、消しゴム1個でいくら儲かる?
ましてや今は、なんでもAmazonで翌日届くし、だいたいのものが100円ショップで手に入る。案の定、そのお店は閉店しました。
昔はね、小学校のそばに必ず文房具屋さんがありました。
ノートに鉛筆、学校で必要なものがなんでもあって、名札やはちまきも売っていた。
私が住んでいるこの町にも、3つの小学校、2つの中学校がありますが、それぞれ文房具屋さんがありました。なのに、今はひとつもない。ゼロ、です。
というわけで、昨日の話。
ペンをに握りしめたまま、店内を隅々まで見て回りました。
そうしたら、見つけてしまった。ビニールテープ。
こんな色もあるの?という品揃えのほかに、サイズも色々。(広幅とか)
驚きました。
で、買ってしまった。
ピンクのビニールテープです。
ちょうど白がなくなったので、補充しました。
私はビニールテープが好きです。
そして結構使います。
ピンクのビニールテープ、なんか嬉しい。
次は何色を買おうかな、ちょっと楽しみになってきました。
〇〇球 ― 2024年03月17日 01:00
中学生のとき、校舎の渡り廊下に運動部の道具置き場みたいな場所があって、
スポーツ名が日本語で書かれているのを見て、カッコいいなと思いました。
庭球、籠球、排球、卓球、野球、羽球などなど。
そして4月には、階段の踊り場に「新入生歓迎!庭球部」なんていう貼り紙が貼ってあって、これまたカッコいいのなんの。
という前置きはこれぐらいにして、
昨日は20時50分から、みゃむと映画を観てきました。
今度は何を観て来たの、って?
この流れから行くとおわかりでしょう。
『劇場版ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦』です。
なぜゴミ捨て場の決戦かと言うと、
宮城県代表の烏野高校VS東京都大乗の音駒高校の対戦。
カラスとネコの名前がついていることから、ゴミ捨て場の決戦です。
遅い時間にもかかわらず、お客さんは大勢いました。
昼間に行こうかとも思ったのですが、おそらく中高生で混むだろうと思い断念。
夜はそうだな、20代の若者が多かったです。
おそらく、いや絶対に私が年長者。次がみゃむでした。
今回のみゃむのアプリの解説は的確で、普通の人が見逃がしそうなところまで教えてくれていたようです。例えば、音駒高校が泊っていた旅館の名前が「またたび旅館」。一瞬だったので、みゃむに教えなきゃと思っていたら、解説で教えてくれたらしい。なんて素晴らしい。
試合中も、おそらく実況のように解説していたのだと思います。
みゃむも満足、私も満足。面白かったです。
それにしても、今のアニメってすごいよな。
その選手の目線で試合が描かれているので、なんか不思議な感覚でした。
出来ないくせに、自分がブロックした気分。(笑)
何もしていないのに、自分が疲れていく感じ。(笑)
みゃむと知り合っていなかったら、『スラムダンク』とか『沈黙の艦隊』とか『ハイキュー!!』とか、そういう作品を見ることが無かったと思います。
普段からアニメとかドラマも、みゃむが見ているものはだいたい一緒に見ているし、そうなるとこうやって映画館にも足を運べる。
60過ぎても楽しめる、刺激をもらう。感謝ですね。
3月は最初の2作は一人で行きましたが、今回は二人で行けて良かったです。
そして今日のように、若い人が大勢いると、「この白杖を持ったおじさん、映画見れるの?」と興味をもってくれる人が一人でもいてくれたらいいな、と思います。
「あのね、UDキャストとかハロームービーとか、そういうアプリを取ると、映画館で音声ガイドが使えるんだよ。それをイヤホンで聞きながら鑑賞できるの。」
聞かれたら、いつでも答えられるように準備しているんだけどなぁ。
でも、みゃむが通り抜けるまで、立ち止まって待っていてくれたり、歩きやすいように足を引っ込めてくれたり、気を配ってくれている人が何人もいました。
なにより、じろじろ見ないでいることが、優しさなのかもしれないです。
寄り道 ― 2024年03月10日 13:36
映画を見た後、寄り道をしないで帰ろうと思いましたが、
ついこのポスターに目がとまり、ジュンク堂に寄ってしまいました。
林明子の絵本。
私は何冊持っているでしょう。
最初の出会いは学生のとき、『はじめてのおつかい』という絵本でした。
みいちゃんという女の子が、初めて牛乳を買いに行くストーリー。
日本テレビで放送されているあの『はじめてのおつかい』は、この絵本がきっかけらしい。みいちゃんが頑張って言った「きゅうにゅうください!」がね、いいんだよね。(筒井頼子作、林明子絵)
中でも一番好きなのは、『きょうはなんのひ?』(瀬田貞二作、林明子絵)という絵本です。娘たちも大好きで、自分たちもよく真似っこしていました。
お手紙を探すと、そこにはまた次のお手紙の指示があって、謎解きのようで楽しかったなぁ。
でも私が好きなもう一冊は、『もりのかくれんぼう』という絵本。
あるはずのない森に迷い込んだ女の子が、いろんな動物と一緒にかくれんぼをする、秋色の森がとても素敵で楽しい絵本です。(末吉暁子作 林明子絵)
この人の絵には、あそびごころが沢山あって、よ~く見ていると、あれ?と気づくことがよくあります。例えば、絵本の中に前作の女の子がちっちゃく登場してたり、全く違う童話の誰かが隠れていたり。
ちなみに『魔女の宅急便』(角野栄子作)の挿絵も、林明子さんです。
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