過去最多 ― 2022年11月22日 20:13
岩手県、本日はコロナウイルス感染者数が過去最多の2115人でした。
そんな日に、私はわざわざ映画館へ。
面白かったです。
でも難しかった。
いや、難しいというか説明できない、感想も言えない。
とにかく帰り道、ずっと黙想してしまう、そういう作品。
「つまり、あれがこうなって、この人はこうなって、え?つまりあの人はどうなったわけ?」みたいなね(笑)
いい夫婦の日だもの、みゃむも連れて行けば良かったと思いました。
(きっと推理してもらえた、それだけの理由w)
映画の中で、「在日」という言葉が何度も出てきました。
そのたびに思い出す女性。それは私が千葉に住んでいたときに、産婦人科で出会った在日韓国人でした。その女性と私は出産予定日が近かったので、よく待合室で一緒でしたが、彼女はよく窓口で嘆いていました。母子手帳がどうの、出産費用がどうの、と。彼女の境遇が自分とはあまりに違っていたので、とても驚きました。
今思うと、彼女の話をちゃんと聞いてあげれば良かった。すごく気の毒だったんだよね。
消してしまいたい過去、誰にでもあると思います。
自分はなんだろな。
やっぱり、あれかな。(笑)
沈黙のパレード ― 2022年10月27日 00:00
みゃむが休暇を取ったので、映画を観に行きました。
確か公開は9月中旬。
混雑を避けていたら、とうとう今日になりました。
ある意味、よく頑張りました、私たち。
それでもまだ一日3回上映していて、人もまあまあ。
もちろん小さいシアターでしたが。
壁一面のポスターは健在。
楽しみにしていだけありました。
実に面白かったです。(笑)
みゃむは小説を読んでいたので、だいたいあらすじは知っていたし、
音声ガイドも使用したので、楽しめたみたいです。
湯川先生、さすがに今回はいきなりの落書きはしませんでした。(意味不明のの計算式) なのであのBGMもなし。
ちょっと残念でした。
教授になっていたし、きっと大人になったんだね。
最後にちょっとだけ感動した場面がありました。
酒向芳さんという俳優がゴミ収集車の仕事をしているシーンなのですが、
枯渇状態と思われていた自分の涙腺に、じわりと涙が。
え?ここですか、と思わず自分につっこんだ(笑)
気になっていたけれどまだ行けてないという方、あとでDVDを借りようとかなと諦めかけている方、面白かったのでぜひ映画館へ。
百花 ― 2022年09月28日 20:08
異動辞令は音楽隊 ― 2022年09月19日 18:32
クロッカス ― 2021年03月31日 21:10
春一番の花は、どちらかというと黄色い花が好きですが、
我が家の庭で最初に咲いた紫のクロッカス。
植えた記憶がないので、おそらく母親が植えたもの。
少し前に、ポッドキャストの『東京ポッド許可局』で、マキタスポーツとプチ鹿島とサンキュータツオの三人のおじさんが、『半束みたいな恋をした論』を熱く語っていたのを聴いて、ちょっと興味が湧いてきました。
どんちゃんは、「キュンキュンする映画ではないよ。」と言っていたけど、
ならばどんな映画なのよ。
三人のおじさんたちは、自分が観に行ったときはおじさんだらけだった、と話していた。ますます気になる( 一一)
というわけで、観てきました。
ちょっとはキュンキュンしたかもしれない。
でも、出会いと別れ、やっぱりハッピーエンドじゃないとなぁ。
たいしたことは起きないけれど、観終わって余韻に浸りたい、そして誰かと語りたい、そんな映画でした。
あのときの恋やあのときの恋、自分の恋を思い出し、今でもこんな恋が出来たらいいなと思いましたが、最後にトイレに行って鏡に写った自分を見たら、どう転んでも無理!と思いました。そりゃそうだ。
今日はいくらでも安く観ようと思ってレディースデー(毎週水曜日)に行きましたが、自分がシニアだったことをすっかり忘れてた~(;^ω^)
(シニアはいつでも1200円)
漂流ポスト ― 2021年03月08日 18:00
今日は久しぶりに映画館に行ってきました。
岩手県陸前高田市の広田町に実在するポストだそうです。
「手紙を書くことで心に閉じ込められた悲しみが少しでも和らぎ、新たな一歩を踏み出す助けになるなら」という想いから、設置されたポスト。
当初は東日本大震災で亡くなった人への想いを受け止める為のポストだったようですが、今では病気や事故など、震災に限らず亡くなってしまった最愛の人への手紙に届ける場所になっているそうです。
そういえば一昨日、BSプレミアムで放送された「ペペロンチーノ」というドラマ、誰か見ました?
宮城発地域ドラマ。心に残るいいお話でした。
「いつもそばにいるような気がする」
私も同じような言葉を聞いたことがあります。
病気や老衰で亡くなった家族とは違って、突然の津波で失くした家族への想いは、その人でなければわからないことだと思います。
でも、もし聞かせてもらえるのなら、私は知りたい。
分かり合えなくても、わかりたい。
今年もこの時期、自分はドキュメンタリーでであろうがドラマであろうが、可能な限り東日本大震災関連のものを見ようと思っています。
今朝もNHKの朝のニュースで、釜石と宮古が映っていましたね。
最近は津波の映像がしっかりと放送されるので、とても怖くなりますが、
でもその場にいた人はもっと恐ろしかったんだと思って、ちゃんと向き合うようにしています。
そして、私は津波にあってはいませんが、父がそうだったように、
いつか津波を知らない人に出会ったら、津波の怖さを伝えることができたらいいなと思います。
停電 ― 2021年01月08日 10:45
年末年始のステイホーム中に、家でいろんな映画を観ました。
その中で、3、4年前に公開したけど見逃していた「サバイバルファミリー」というのがとても興味深くて、もし自分たちがこうなったらどうする?という話ができました。
映画の内容は、ある朝、目を覚ますと突然全ての電化製品が停止してしまい、しかもそれがその町だけではなく、世界中、つまり地球全体が停電になっていたというから、どうしようもない。しかも数日間ではなく、数年間。
人間が生活する中で便利さを求めると、すべて電気に頼っているんだなぁと思い知らされた映画でした。なんでもスマホで情報を得ている今、それができなくなるとどうなるか。コメディでしたが笑えない部分もあって。面白かったです。
田舎にいるうちは、湧水があるからなんとかなるか。
だけど、薪を拾ってもマッチがなくては火をおこせない。(マッチを何百箱も持っていれば別だけど) 夏はいいけど、冬はどうする? いや、夏だって暑いし。
震災10年を機に、防災グッズを見直そうということになりました。
10年前の非常時に活躍した反射式石油ストーブ、4年前につけてみたけれど酷かった。あれもこれも、リュックには入っているけど…最後にチェックしたのはいつだっけ?
ところが、ところがです。
台風で停電したというニュースはよく聞きますが、豪雪地帯での停電?
え?それはある意味サバイバル、と思っていたら、な、ななんと、この爆弾低気圧の影響で雪国の4万5千世帯が停電になっているというじゃありませんか。
あらためて昨日、夫婦で話し合いました。
この季節、この家で何日も停電になったらどうするか。
うちは電気に頼っているので、アウトーーー!((+_+))です。
五右エ門さん、落ち着いたらコメントくださいm(__)m
糸 ― 2020年09月29日 20:03
コロナのせいで、あれも出来ないこれも出来ないと不満を言うのはやめて、
コロナだけど出来ることを探すことにしました。
というわけで、先週に引き続き映画館へ。
中学生のときに好きになって、事情があって別れ別れになってしまい、
大人になって再会するけど、もうそのときはそれぞれの生活があり、
大人になって再会するけど、もうそのときはそれぞれの生活があり、
でもやはり心の中ではずっとお互いのことを思っていて。
北海道と東京、北海道と沖縄、北海道とシンガポールとどんどん離れて行くと同時に生活環境もそれぞれ変化していく中で、結局最後は北海道でまた出会う。
こんな偶然は絶対にないだろ、と思いましたが、いや「糸」でつながっている人同士ならきっとこうなるんだ、と冷静になってみたり、期待したり。
時々中島みゆきの『糸』が流れるから、そこで胸がきゅんとして、涙。(実際はドライアイなので出ないw)
観ているときより、あとからじんわりとくる映画でした。
若いとき、映画館から出ると、自分がその映画の主人公になりきってるときがよくあって、それがまた快感だったんだけど、残念ながら年をとったらそういう感動はなくなった。
でも今日は、ほんと久しぶりにそういう気持ちになりました。
つまり、あれだ。自分が小松菜奈。(笑)
映画館を出て、中央通りから本町に向かったら、なんと医大の前にみゃむが立っていました。当然そのとき中島みゆきの歌が頭の中に流れていて、思わず「あ、糸だ」と思いました。
(実は約束してたのね)
半年ぶりに映画館に行った ― 2020年09月25日 19:41
もう絶対に人がいないだろうと思っていたら、
17人もお客さんがいました。
最後に観たのが『パラサイト 半地下の家族』でした。
あれから6か月も経つんだもんな。
ああ。
ご存知とは思いますが、『今日から俺は』の主題曲は、嶋大輔の『男の勲章』。
(本人は歌っていませんが)
だからきっとゲスト出演だったんでしょうね。
途中、本物の嶋大介が出ていたので笑ってしまいました。
セリフはたった一言。「おい、お客さんだぞ。」
今日はみゃむと一緒に行きましたが、
ソーシャルディスタンス対応のため、ひとつ空けての指定席。
なので私の小声解説もできず、UDキャストの対応もなかったため、
みゃむは工場長役が嶋大輔だとは思わなかったみたい(笑)
つっぱることが男の~
たった一つの勲章~だって
この胸に信じて生きてきた~♪
きっとみゃむ、いつかカラオケで歌うね(笑)
ちなみに私は、紅高番長の今井さんが好きです。
声が似ている ― 2020年05月21日 21:51
ちゃんと見たのが『リトル・フォレスト』という映画でした。
あまちゃんでユイちゃん役だった橋本愛が主人公。
岩手県がロケ地だったから観たけれど、特にこの人を見たかったわけではない。
他にも色んな映画やドラマにちょこちょこ出演しているんだけど、
あまり記憶にないんだよなぁ。
まあ、それが彼のいいところ。
最近は、『ひとりキャンプで食って寝る』というドラマで、夏帆とW主演。
内容が、一人で山にキャンプに行って、缶詰で料理を作って美味しそうに食べる、
なので、セリフもひとり言だったり、出会った人とちょっとお喋りする程度。
でもこのドラマで、いつも思っていました。
この人、声が素敵。
というのも、お父さんの三浦友和の声にそっくりだからです。
画面を見ないでドラマを観ていると(編み物をしながら、とか)特にそう思います。
似てる、似てると思いながらドラマを楽しむ。
といっても私は決して三浦友和のファンではない(笑)
そういえば若い頃。
家の電話に出ると、「あ、奥さん?」と言われ、違いますというと、「ああ、ゆうこちゃんか。声が似てるからお母さんかと思った。」とよく間違えられました。
その時は似てるかな、と思いましたが、今となってはよく似てる。
しかも40年前と同じように、娘の声が自分に似てる。
今は携帯電話の時代なので、声を間違えられることはないけどね。
さて、話はもとに戻ります。
朝ドラの『エール』では、応援団長の役でいつも大きな声ばっかり出していて、
私がいつも見ている三浦貴大ではありませんでした。
でも今日の、早慶戦前日の、涙のシーンは格別でした。
え、もしかしたらお父さんよりいい役者さんになるんじゃないか?
(いや、もう超えてるかもw)
きっと努力してここまで来たんだろうなぁ。
そして思った。
今朝は百恵ちゃんも観てるだろうなぁ。
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