曇りのち晴れ、時々雨。

ずっと籠っていた生活から、少しずつ外に出られるようになって、

これもある種の慣れで、感染者が１０００人を超えていても割と平気に出かけているこの現状。

思えば３年前。近所の高齢者が気軽に集まって、お茶を飲みながらお喋りが出来る場所があったらなぁと思って、よし来年の春からと思って計画をしたら、コロナのせいで実現できませんでした。そのうちに、ますます事態は深刻になり、「今週は一度も外に出なかった」とか「しばらく誰とも話していない」という声を聞くようになり、いつやるの、今でしょ、と自分に問いかけるように。

そしていよいよ今月。やっとのことでサロンを立ち上げました。

サロンと言っても特別なことをするわけではなく、いわゆる集まって話をする場所の提供。名前にカフェという言葉をいれました。

回覧板でお知らせしただけでしたが、１０人以上の方が来てくれました。

おそらく物珍しさからだったと思います。

しかも女性だけかと思いきや、半分ぐらいが男性で。

「こうやってどこかに出かけようと思うと、髪を整えたり何を着て行こうかと考えたり。それが自分にとって良いことだと思っている。」と言ってくれた人もいたので、嬉しかったです。

しかしこのような意識の高い人たちは、結構いろんなサークルとかにも参加していて、たとえコロナ禍であっても楽しみをもって行動していたと思うのです。

本当に来て欲しい人。家に籠っている人たちが「行ってみようかな」と思ってくれるには、まだまだ時間がかかるのかもしれません。

これを立ち上げるには、もちろん私一人の力で出来たことではありませんが、

これからも色んな人の知恵を借りながら、定期的に取り組んでいきたいなと思います。月に一回を目標に、「楽しかった」と笑って帰ってもらえるような、そんな場所が出来たらいいなと思います。

うわ、なんか冊子の１ページみたいになった( ´艸｀)