青森の旅*3日目2023年12月18日 17:30


朝、5時30分にみゃむのアラームが鳴りました。
カーテンを開けると、うわぁ!やっぱり雪景色。(テンションが上がる)

身支度をして、6時30分開始の朝食バイキングの会場へGO!
1番かと思いきや4番でした。(笑)

噂には聞いていましたが、すごい種類、すごい量。
食べたものは、ご飯、味噌汁、ひじきの煮物、筑前煮、卵焼き、目玉焼き、サラダ、たらこ、ローストビーフ、ハム、ソーセージ、ミートボール、水菜の煮びたし、生野菜色々、パン、コーヒー。みゃむはカレーも追加した。
納豆は取ったけれど、食べきれなかったので戻しました。
フルーツやヨーグルトなどには手が出ませんでした(笑)
他にも我慢したものが、たくさん。
あとで言われました。「コロッケ食べたかった。」「シューマイもあったんでしょ?」ってあなた、食べ過ぎだから。
私は野菜たっぷりの具沢山な味噌汁が嬉しかったです。
(普通、すくってもせいぜい小さな豆腐とわかめ)

あ~お腹いっぱい。

しかしのんびりはしていられない。
というのも、今日は7時30分までにどんちゃんの家に行かなくてはならないという任務があったからです。

なので7時。私たちはチェックアウトをして外に出ました。
よっしゃ、行くよ~!
どんちゃんは、雪が多いからタクシーで来てねと言ってくれましたが、いやいやタクシーなんてもったいない。歩いて行くよ~。
除雪車が走っていました。家の前を除雪している人もいました。
いろんな人とすれ違いました。そっか、今日は平日だもんな。

15分後、どんちゃんの家に着きました。
ピンポ~ン♪
昨日は人の顔を見て散々泣いたサクラちゃん。
今日はニコニコ、出迎えてくれました。

さぁ、では任務開始。
早速みゃむがリュックからこれを出してくれました。


私の愛用のおんぶ紐です。(わざわざ持参した)
というのも、今日はどんちゃん夫婦が人間ドックに行くというので、それなら任せて♪私たちがサクラちゃんを見ます!買って出た。

12時までの約4時間30分。
いやぁ、どうなるかと思いましたが、サクラちゃんがお利口さんで助かりました。
おんぶ紐は10分ぐらい出番がありましたが、あとは結局みゃむの抱っこでねんねしました。(2回とも)



拒否しているミルクも80ccだけだったけれど、飲んでくれました。
あやすと笑ってくれたし、(顔が引きつっていたので無理して笑ってくれているのが分かった) ウンチも2回してくれたし、私たちを飽きさせることは一切なし。
良かった~サクラちゃんありがとう。

12時に、今から帰るけど何か買って行こうか?とどんちゃんから連絡がありましたが、あの朝食のおかげで全然お腹が空きません。(どんちゃんたちはお弁当が出た)
二人が帰宅して、どんちゃんの顔を見たとたん、サクラちゃんが泣きました。
がんばってたんだね。いい子いい子。
その後コーヒーを飲みながら、やれ胃カメラはどうだったの、視力がどうだったの、体重が高校生のときと同じだったの、と会話が弾みました。(どんちゃんは母乳で体重が減った)
楽しい時間もこれでおわり。明日はみゃむが仕事だし、今日は早めに帰ろうか。
ということで、任務を終えた私たちは14時38分発のはやぶさ32号に乗りました。

と、その前にこちら。
新青森駅のホームの端っこで見た風景。
そういえばさっき、シュー君が話していたのってこれか?


レールに雪が積もらないように、(凍らないように?)
こうやって散水しているのだそうです。


なるほどね。


車両には北海道旅行をしてきた人が大勢乗車してました。
(白い恋人の袋がたくさん見えた)

青森市の車窓は、こんな感じ。
雪で何も見せませんでした(◎_◎;)


八戸には少し雪がありました。
でも盛岡には全く雪がありませんでした。

新幹線は15時44分に盛岡に着きました。
実は私たち、車中でいろいろ計画しました。
盛岡駅からはどうやって帰ろうか。
タクシーチケットはまだあるけれど、バスもいいよね。

しかし乗りたいバスは8分後。乗れるだろうか、間に合うだろうか。

今想像すると可笑しいです。
ダッシュで新幹線を下りました。
白杖を持った60歳男性と、荷物を背負った64歳女性が、盛岡駅構内を走る、走る、走る!エレベーターは時間がかかるので、階段をダダダダダッと下りました。
「あの二人、どうしたんだろう。う〇〇が漏れそうなんだろうか…。」
もしかするとそう思った人がいたかもね(笑)

頑張った甲斐あって、なんとかバスに間に合いました。
やり切りました。大満足。
バスも運賃は半額です。二人で400円。

今回の旅、目的はいろいろありましたが、そのうちの一つ、いろんな交通手段を使うことも達成できました。特に最後の路線バスは完璧でした。

青森県、いいですね。
暖かくなったら、あれにも行きたい、あそこにも行きたい。
あの橋を見たい、あのカフェに行きたい、あのお祭りにも行ってみたい、あれにもこれにも乗ってみたい♡♡
また楽しみが出来ました。

ということで、今回の青森の旅はこれでおしまいヽ(^o^)丿






青森の旅*2日目の②2023年12月18日 17:40


どんちゃんの家では、日中におやつを食べたらお腹がいっぱいになり、
早めの夕ご飯、ハンバーグをご馳走になって、ホテルに送ってもらいました。

というのも、せっかくだもの、また温泉♨。


いわゆる日帰り温泉の併設ホテル。
お風呂は広いし、お部屋も立派でした。
残念だったのは、家族風呂が予約でいっぱいだったこと。
なので、みゃむにはお部屋のバスに入ってもらい、私一人だけ女湯に出かけて温泉を満喫。

部屋を出る前に、忘れないように自分の部屋番号を撮影しました。
というのも、キーを抜くと部屋が真っ暗。
みゃむがお留守番をしているので、私はキーを持たずに部屋を出ました。
最近、こういう数字が覚えられない(笑)


女風呂は賑やかでした。
久しぶりだなぁ、この光景。
私はあっちのお湯、こっちのお湯といろいろ入って、最後は露天風呂へ。
雪景色だったので雪見風呂でした。

部屋に戻る途中、エレベーターの前に自販機がありました。
小銭入れを持っていた私。
どうしたのおこちゃん。
思わず缶チューハイを買ってしまった。
(こういうことは、まずしない、第一飲まない)
だけど、気分が良かったのでしょうね。
部屋に戻って、みゃむと半分こして飲みました。(500mlを)

部屋番号の427を、みゃむなら何て覚える?と聞きました。(語呂合わせ)
そうしたら、カッコつけて言いました。
「殺し屋のセリフだね。『死にな!』」
え?(;゚Д゚) それはないよ。やっぱりカメラだ。(笑)

さ~て、明日は早いぞ。
さぁ寝ましょう。

(つづく)


青森の旅*2日目の①2023年12月18日 17:50


2日目の朝。
浅虫温泉に強風が吹いていました。
窓から見える風景は、本来海が見えるはずでしたが全く見えず、暴風に耐える松並木が、まるで宮崎に台風が来たときの、ヤシの木のようになびいていました。
今にも折れそう…グオ~グオ~と音もすごい。

そんな中、私たちは早々にチェックアウト。駅に向かって歩きました。
想像以上に風が強くて、私の髪はスーパーサイヤ人のようでした。
「いわて銀河鉄道だった絶対に電車は止まってるね。」
「うん、三陸鉄道だってきっと止まってる。」
昨日の電車の中から見た風景を思い出すと、青い森鉄道はどう考えたってブリザード間違いなし。どうだろう、やっぱり運休かなぁ。

半信半疑で駅に行ってみたら…。え?なに、通常運転?
15分の遅れはありましたが、いやいや、動けばいいの、行ければいいのよ。

しかしホームで電車を待っているときの風といったら。
立っているので必死でした。
みゃむは危うく白杖を風に持って行かれそうでした。


だけど、ゆっくりとホームに入って来たこの電車。


『11ぴきのねこ』のラッピングトレインでした(=^・^=)
作者の馬場のぼる氏は青森県三戸郡三戸町出身。
なので、その偉業に感謝して作られたのだとか。
ラッキーでした。


つり革にもいろんなねこが。(おそらく11種類)



余談ですが、これらの乗車券。



切符の隅に、障がい者の「障」と介助者の「介」のマークがついているのにお気づきでしょうか。
はい、前からお伝えしているかと思いますが、みゃむは障害者手帳を提示すると乗車券半額になります。
つまり介助者と合わせて、一人分。


ということで、浅虫温泉から青森駅までは、たった6駅。
あっというまに到着しました。

暴風が雲を吹き飛ばしてくれたのでしょうか。たまに青空が見えました。
向こうに見えるのは、青森駅から見えた青森ベイブリッジです。


さて、私たちが急ぎ足で向かったところは、新鮮市場というところ。
なぜかとうと、はい、こちら!魚市場の中にある食堂に行きたかったからです。


朝の6時30分から営業しているということで、もう売り切れのものがありました。


ということで、やっとありつけた朝ごはん。

みゃむは本マグロの中落ち丼を。
私は、分厚いマグロとサーモンとホタテとイカの青森丼を注文しました。


美味しかったよ~(o^―^o)ニコ


観光客らしき人は、100%海鮮丼を食べていましたが、なぜか地元の人たちはカレーを食べてる?
よくよく見たら、ここのカレーも有名らしくて。いろんな芸能人の色紙が飾ってありました。
特に、今年の春に『ダウンタウンDX』の番組で、こちらのカレーをウエンツ瑛士が紹介したらしい。その宣伝のコーナーが目立っていました。
みゃむは悩む、次はカレーにしょうか、それともホタテフライ定食にしようか。

市場は八戸の八食センターのようでした。
新鮮な海の幸がたくさん!特にこの季節、大きな鮭が目立っていました。
でも私の目を引いたのが、こちら。
昔ながらのショーケースに、いちいち英語でなにやら書いてある。


聞いてみたら、店主のおばあちゃんが教えてくれました。
豪華客船が青森港に立ち寄ると外国人がたくさん来るので、こうやっておくと自分は英語で答えなくて済むのよ、と。
な~るほど(⌒∇⌒)
私はおはぎを買いました。


外に出たら、さっきまでの青空が嘘のような吹雪でした。
歩いて行こうとグーグルナビを設定ていたら、うわぁ、ありがとう。
シュー君が迎えに来てくれました。


この後は、どんちゃんの家に行き、1か月ぶりにサクラちゃんとご対面。
仲良く遊ぶつもりでしたが、あらま、どうした。
私の顔を見ては泣き、みゃむの顔を見ては泣き…。
サクラちゃんも成長したのね、と気持ちを切り替えたおばあちゃん。


話はかわりますが、ずいぶん前にTBSで放送していた『はなまるマーケット』という番組をご存知でしょうか。あの中で『今日のおめざ』というコーナーがありました。ゲストがお気に入りのスイーツを紹介するというもの。
私たちは、これがお気に入りというわけではありませんでしたが、朝7時。おめざにこれを食べました。(前日に道の駅で購入)


くじらと読みます。


久慈良餅、本来はこういうものです。


鯨とは一切関係がない餅です。いく久しく慈しまれる良いお餅、なんだって。


(つづく)


青森の旅*1日目2023年12月18日 18:36


12月16日(土)、いつもなら自家用車で盛岡駅まで行く私たちですが、
なんたってほら、みゃむのタクシーチケットがたくさん余っているものだから、
ダメもとでタクシーを呼んでみたら、おや、来てくれた。

ということで、2泊3日の旅、今回はタクシーから始まります。

戸締りよし!忘れ物なし!
と張り切って出かけたら、あっΣ( ̄□ ̄|||)
家から数百メートル行ったところで、みゃむがスマホを忘れたことに気づきました。
スマホ、大事。無いと不便。ここで気がついて良かったよぉ。
なので、少し戻ったりしたので、家から駅までのタクシー運賃は4,000円。
やっぱり高いわ。(でも大丈夫、チケットで支払ったので、持ち出しなし)

タクシーを利用したおかげで、予定より早く盛岡駅に到着しました。
お昼だったし、ホットサンドイッチを食べて、腹ごしらえ。

そして、13時37分発の新青森行の新幹線に乗りました。


しか~し。びゅ~んと新幹線で行くのもいいけれど、せっかくだから遠回りもいいんじゃないか?

というわけで、私たちは八戸で下車して、わざわざ青い森鉄道に乗り変えました。
なので、ほい♪
14時43分発、青森行。


実は、乗って見たかった、この電車。
目的地まで約1時間ちょっとかかりますが、こういう旅もいいじゃない?

鈍行列車に揺られながら、各駅列車の旅が始まりました。
時々海が見えましたが、あとはこんな風景でした。
どこか懐かしい町、いつか来たことがあるような駅舎。


そして、目的地に着きました。
15時55分、浅虫温泉駅に到着で~す。


そうです、1日目は浅虫温泉に宿泊です。


小さなお宿でした。
なぜここにしたのかというと、みゃむと温泉に浸かりたかった。
つまり、ここは貸切風呂の温泉だったからです。(大浴場がある宿ではない)

とはいっても、貸切風呂は思ったより大きな浴室で、湯船も10人は優に入れる(ゆうに)大きさでした。贅沢~。

だけどハプニング。
この宿、食事なしの宿なので、食事は外でとるタイプ。
でもネットで検索したときは、ここには結構評判のいいスパイシーカレーのお店があると書いてあった。
しかし、聞いてびっくり。
カレー屋さんは閉店したって言うじゃないかΣ(゚д゚lll)ガーン
(聞いてないよ~だったら早く教えておくれ~)

仕方ないので、近くの道の駅で、お弁当だのご当地スナックだのおつまみだの、いろいろ買って来て、夕食にしました。
すぐ近くにお寿司屋さんもあったのですが、いや。今日はお寿司を食べる日じゃないのです( ノД`)トホホ
だけど、こういう旅が私たちっぽくていいよね、とポジティブに楽しむ。

これが、美味しかった。
よくあるチーズとちくわの魚肉練り製品ですが、食べ応えがあり、バランスも良い。


テレビをつけましたが、青森ってフジテレビ系列の局がないのね。
一つないだけなのに、なんだか見るものがぐっと減ったように感じました。

だったら、体がポカポカしているうちに早く寝よう。
風が強くなってきました。
天気予報で見た雪マークが、半端ない吹雪マークでした。
明日はどうなる?(◎_◎;) 


(つづく)