悲鳴の思い出 ― 2023年12月26日 19:26
悲鳴の思い出ってありますか?
お化け屋敷に入ったとき?
ジェットコースターに乗っているとき?
私の悲鳴の思い出は…。
青森の旅で思い出しました。
最初に泊ったホテルの掛け布団。
温泉って、こういうのをよく使いますよね。
おそらくお布団を取り出しやすいように、こういうタイプのカバーを使っているのだと思いますが。
これのどこから悲鳴を連想するんだ、ってことですよね。
はい、ちょっとお待ちください。
子どもの頃です。
おそらく小学3年生か4年生の頃の、忘れもしない冬の季節。
私の家も、掛け布団はこういうタイプのカバーでした。
全体にレースがかかったカバーもありましたが、それはもう少し後のこと。
ある朝のことです。目が覚めて、ひとまず起き上がってぼーっとしていたら、
あれ?カバーのかかった部分が、動いている。
すみからすみへ、あっちからこっちへ、動いている。
だいたい子どもの握りこぶしぐらいの大きさのものが、もこもこと、
いや、するすると、動いている。(正確には移動している)
なんだ?
ん?なに!
あわててカバーをめくって覗いて見たら、
(悲鳴)
ネズミがいた。
しかも1匹ではなく、数匹。
その後のことはよくわかりません。
母がすっ飛んで来て、どうにかしてくれました。
それ以降、このカバーは姿を消しました。
しかし次に掛けられたのが、レースがついた掛け布団カバー。
もう安全、と思うでしょ。
でもね、あの朝のトラウマはもう脳裏にしみついていて、思うのです。
(もしこの中にネズミが迷い込んでしまったら、もうずっと一緒じゃん)
ちなみに、夏の日の悲鳴は近所に住む新婚さんでした。
そちらは、ネズミではなく、ヘビ。
フェンスに布団を干していたので、おそらく…。
どっちがいいかといわれたら、
ネズミですけどね。
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