春分の日2023年03月23日 13:17


3月21日。春分の日。
日本中がWBCの準決勝に釘付けになっている朝、私は小旅行に出かけてきました。
行った先は、宮城県大崎市。


いつも新幹線といえば、こまちとかはやぶさに乗っていますが、この日はやまびこ。何年ぶりだろう。
というのも、こまち、はやぶさだと、盛岡→仙台→大宮→東京。
やまびこは、盛岡→新花巻→北上→水沢江刺→一ノ関→くりこま高原→古川→仙台…つまり各駅停車の新幹線で、
大崎に行くためには、仙台のひとつ手前、古川で下車しなければなりません。

いつも新幹線の窓から見る町の風景を、地上で見れる。
とても新鮮でした。

といいつつ、その先は車で移動。
というのも、今回はりんごちゃん夫婦が鳴子温泉に連れて行ってくれることになっていました。
お天気も最高、とても楽しみ~♪
というのも、古川からだと電車でも鳴子に行けますが、今回は車。
ということは、寄り道が出来る、ということですヾ(*´∀`*)ノ


「じゃあ最初はお蕎麦屋さんね。」とりんごちゃんが言いました。
しかし、車はとても蕎麦屋に向かっているとは思えない。
あ、確かあのとき…。

思い出したのはずっと前、りんごちゃんと路線バスで秋保温泉の旅の途中。
後部座席に座っていたりんごちゃんが、私の背中に指でなぞった6文字。
「なんて書~いた?」
え?何だろ。最初は「う」、次は「ば」、続いて「す」、「て」、「や」。
もういい、分かった、分かった!(笑) 最後は「ま」。

この日も、そんな感じでした。どんどん山奥へ山奥へ。
家も人もいない、くねくね曲がった一本道。人っこひとりいない。家もない。

どこに蕎麦屋があるのさ。このまま捨てられるのか。


しかし、蕎麦屋。…ありました。

『手打ちそば もみじ野』

私たちは、テラス席で岩魚天ぷらざるそばを食べました。
いやぁ、岩魚のでっかいこと。
そして、お蕎麦が超美味しい!


次から次へと通りすがりの店員からサービスが出てきて、ふきのとうの天ぷらとかそばがきとか辛み大根とか。
その店員(おじいさん)のやることなすこと大爆笑で、正直せっかくのテラス席でしたが、景色よりその人に目が行ってしまいました。



早春の風景。ちょっとまだ寂しい感じがしましたが、きっと新緑の季節はもっと素敵になるんだろうなぁと思いました。もちろん店名がもみじとついているからには、秋も。

さて、次は。
絶対に行ってみたかった道の駅。
全国道の駅の満足度1位に選ばれた『あ・ら・伊達な道の駅』です。
まずロイズがあるのにびっくりした。
人が多すぎて写真が撮れませんでしたが、とりあえずこの2枚。(笑)



県が変わると、並んでいる野菜も違う。
すごく面白かったです。
でも満腹だと購買意欲が薄れるね。
みゃむのお土産すら買う気がしない(笑)

続いて行った先は、『なるこりんの野菜ジェラート』というお店でした。


地元で採れた野菜と鳴子の牛乳や温泉水で仕上げたというジェラート。


私はアップルシナモンパイを食べました。(珍しくシングル)

野菜や果物、素材の味がして、すごく美味しかったです。
全種類制覇したかった)





更に西へ西へと向かうと、お~見えて来ました。鳴子温泉郷。


こけしのポスト、可愛かったです。

そして、入った温泉はこちら。

古い温泉宿とは違って、モダンな建物。 
なんといっても、早稲田大学の学生がボーリング実習で掘り当てた温泉というのが楽しい。もちろん源泉かけ流し。幸せ~。
温泉に入ったは3年ぶりでした。

お風呂上り、苺を食べました。(唯一、道の駅で買ってきた)
あ~ジューシー♪

さて、古川に戻ってから、町歩きをしました。
古川ってよく知りませんでしたが、城下町だったんですね。
お堀と思われる水路があって、鯉が泳いでいたり。趣がありました。
そして、醸室(かむろ)と呼ばれるこんなところも。

夜はこの醸室の中にある、『ヴァンヤジュテアシガル』というお店に連れて行ってもらいました。大崎市 醸室 Ashigaru (kamuro.info)


とても雰囲気のいい素敵なお店。
二人の行きつけのお店らしくて、蕎麦屋並みに(笑)、次々とお料理やお酒が「こちらサービスです」と運ばれてきました。
どれもすっごく美味しかった。デザートのタルトも美味しかった~♡

20時半、二人はまだ飲みたそうだったので、私はここでドロン。(笑)
二人をお店に残したままタクシーで駅に向かい、20時43分発のやまびこで帰ってきました。



お土産に買ってもらったカヌレ、みゃむと二人で食べました。
(あのお店のシェフが作っている)


運転してもらった上に、しっかりご馳走になっちゃって。ありがたや~。
次は仙台だな。