令和5年3月11日2023年03月11日 18:50

今日は、みゃむと高松の池から南側の森の中を歩きました。
まだ雪があって、でももう春。
リスには会いませんでした。残念。


色々考えながら歩きました。
2,3日前から、みぞおちのあたりが重い。
それでも悲しいかな、数年前からその時間が短くなってきた気がします。
以前は3月に入るとそうだった。
だんだん慣れてきたのでしょうか。それとも忘れてしまったのでしょうか。
特別番組はなるべく見るようにして、自分の中で風化しないようにはしているのですが。

でも最近思うのです。
私のような立場の人間、被災地に住んでいながら被災者ではないような。
そんな自分は、今でもずっとこれからも、被災した人の気持ちに寄り添っていたいと思うのですが、もしかしたら当事者(こういう言い方でいいかどうか)は、もうしっかりと地に足がついているのではないか。しっかりと前に歩んでいるのではないか。
特になにをしているわけでもありませんが、もしかしたら、いつまでも引きずっているのは自分たちなんじゃないか、とか。
うまく言えませんが。そんなことを思う。

あれから12年。
あの時ボランティアで抱っこした赤ちゃんは、もう中学生になるんだね。
あの時一緒に遊んだ3歳の子は、高校を卒業した。
みんな、ぐんぐんと前に進んでいるんだな。


カラマツっていいですよね。
この時ばかりは、気持ちがす~っとしました。




あの日、私たちは暗闇の中で続く余震に怯えていました。
まだスマホも持っていなかったから、ラジオだけが頼りでした。
この時間、津波が来たらしいとは聞きましたが、まさかあんな津波が来ていたとは知らなかった。

もうすぐ午後7時。WBCの第三戦が始まります。