赤とか緑とか黄色とか2020年12月04日 22:42


何の話?と思うでしょう。
ずっと思っていたこと、今日はつぶやきます。

黄色い羽根といえば、昭和30年に岩手県北上市で起きた交通事故をきっかけに、
交通安全運動の一環として、交通安全週間に黄色い羽根を配布した、という話は以前したことがあるような、ないような。
私は岩手県民なので当然、物心がついたときから黄色い羽根をもらいました。
しかし実際、他県のみなさんは子どもの頃、黄色い羽根をもらいましたか?
そんなわけで、私。ず~っと黄色い羽根イコール交通安全と思っていましたが、
黄色い羽根の活動は他にもあって、 石川県を中心に、臓器移植の啓発・促進の募金のシンボルとして黄色い羽根が使われているとのこと。
さらには、長崎の保護司会が考案した「幸福(しあわせ)の黄色い羽根」でも、社会を明るくする運動として普及されているようです。
ということは、政治家が胸につけている黄色い羽根は、いったい何を意味する羽根なのか?(もはや交通安全ではないような気がしてきたw)

緑の羽根については、森林整備等の推進に用いることを目的としているらしい。これも募金活動。

で、10月からだったでしょうか。赤い羽根共同募金、始まりましたよね。
私、思うんですけど、あの羽根、シールになってから洋服につけて歩いた人がどれぐらいいるでしょうか。
昔はね、針でした。セーターにもコートにも上手くつきました。そして長持ちしました。もちろん、指に刺してしまったこともあります。
でもね、いくら危険だからと言って、あのシールはないと思うんです。
むしろあれなら要らない人もいると思うんだけど…。

調べたらアレ、ニワトリの羽根だそうです。
わざわざ赤く染めて、一枚ずつシールくっつけて、誰かがその作業をしているわけです。いったいアレ1枚にいくらかかっているんだろ。
赤い羽根だけで、5千万枚作ってると聞きました。
ということは、黄色い羽根や緑の羽根も合わせたら、ニワトリの羽根~どんだけ~~~(◎_◎;)だよ。

さらに今月から歳末たすけあい運動が始まって、これは羽根とは関係ないけど。
確かに募金活動は大事だと思います。東日本大震災のとき、どれだけ善意の気持ちが力になったか。
だけど、赤だの緑だの、何かがズレているように感じるのです。
さすがに今年は街頭募金はなかったけれど、う~ん。うちの町内会でも班長さんが歩いてお金を集めていたけれど。なんか今の時代、別のやり方があるんじゃないかと思います。

さっきニュースで見ました。
コロナ患者を受け入れている病院で働いている方々の現状を。
春先からずっと過酷な勤務体制。なのに一般患者の数が減少したからと言う理由でボーナスが減り、職員も辞めていき、精神的にも肉体的にも追い詰められて、なのに次から次と感染者が運ばれてくるという現実。
それを見たら、Gotoなんてやってる場合か、って思いました。

寄付したお金の行先を自分で決めることができたなら、私は医療従事者のために使ってもらいたいと思いました。