きみ読む ― 2018年08月08日 21:29
結婚したばかりのときに、
『きみ読む物語』という映画を二人で観て、とても感動しました。
当時は「オレもあんな風に死ぬ。」と言っていたみゃむでしたが、
最近「ゆうこさんが死んだら…」「ゆうこさんがいなくなったら…」みたいなことをよく口にするようになって、問い詰めると、どうやら私はみゃむより先に死ぬらしい。
朝丘雪路の後を追うように、津川雅彦が亡くなりました。
時間差はありますが、『きみに読む物語』の二人のようです。
映画では認知症になった妻がほんの一瞬正気に戻ったとき、夫がノートに綴った二人の若き日の思い出を読んで聞かせるのですが、
きっと津川雅彦も、二人の思い出を妻に語っていたのではないかと思いました。
さて、ご近所さんのことですが、
先週のある日、ご夫婦が別々の病院に入院してたのですが、
朝にご主人が亡くなって、その日の午後に奥さんが亡くなったという話を聞きました。
本当にそんなこともあるんだな、と思いました。
私たちもそういうふうになる予定だったのに、
いつの間にかみゃむは私より長生きする気になっていた。
ちょっとさびしい。
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