カルピスの思い出2020年08月05日 10:10


カルピスを初めて知ったのは、昭和38年か39年の夏。

幼稚園の七夕の行事で、お土産に園児が1本ずつもらいました。(ひな祭りにももらったような…) といっても、かなり小さいサイズだったので、あれは宣伝というか試供品というか、非売品としてばらまいていたのだと思います。

瓶は小さかったけれど、ちゃんと水玉模様の包装紙に包んでありました。

 

その後小学生になって、本格的にカルピスを知ったのは、

お盆に宮古の親戚の家に行ったとき。

その家はお金持ちだったので(庭に小川が流れていた)、いつも広縁にい草の座布団に座らせられて、お庭を眺めながらカルピスをご馳走になりました。

金持ちのおばさんは、私たちに上品なうちわで風を送ってくれて、

夏休みの恒例行事としては最高のひと時。

でも、当時のカルピスは飲むと白い固まりが喉に残り、

あれが気持ち悪かったので、とても美味しいとは思えませんでした。

(おばさん、ごめんね)

でも、たまにオレンジ味のカルピスも出たので、嬉しかったです。

 

その頃テレビでやっていたコマーシャルは、可愛い女の子が出ているやつで、

確か歯磨き粉(ホワイト&ホワイト?)のコマーシャルにも家族で出ていたような。お母さんの名前が…え~と、え~と。

中原?、、、、、、うーん思い出せない(_;)

あれを見たとき、都会の家庭ってこんななのかと、羨ましかった…。

(チャコとケンちゃんの世界っていうかw)

 

そういえば、カルピスのマークってなんとなく記憶にあるのですが、

あれって人種差別を意味するとかで、いつの間にかなくなってしまったんですね。

確かに黒いキャラクターがストローくわえてた。

 

 

 

カルピスは、その後、炭酸のものが出てきたり、希釈しなくても飲めるものが出てきたり、いつのまにか瓶ではなくて紙パックになっていたりと、今は当たり前のことだけど、時代と共に変化してきたように思います。

 

最近は、長澤まさみの懐かしいコマーシャルを見て、

え?この子、長澤まさみだったの?と思ったり。(笑)

 

歴史を感じる飲み物です。

でも私は、親戚の家でしか飲んだことがない。

それがカルピスの思い出で~す(*^_^*