女性らしさ2013年11月21日 23:38

最近、若い女性のファッションの中で、
スカートをはいている姿をよく見かけるようになりました。
しかも、ミニスカートだったり膝丈のフレアスカートだったり、巻きスカートだったり。

私は、次に生まれてくるとしたらやはり「女」で生まれてきたいと思うのですが、
女で良かったと思うことは、「スカートをはける」ということだと、ずっと思ってきました。

幼い頃は、雪国なのでズボンをはいていました。しかも下ズボン(ももひき)をはいて、
毛玉だらけになるアクリルの分厚いソックスをはいて。冬用の長靴。

だから、春になるとスカートがはけてとても嬉しかったです。
ちびまる子ちゃんみたいな、背中がばってんになるつりスカートはたいていペリーツスカートと決まっていて、背が高くなると紐がボタンで調節できるので、妙にバランスが悪くなって、ブラウスが脇からはみ出てしまったり。
秋になると、私はジャンバースカートをよく着ました。
ブラウスとスカート、カーディガン。これが女の子の定番でしたよね。

自分の思い出のせいでか、
娘たちにも、あまりズボンをはかせませんでした。

千葉市から盛岡市に引っ越してきて、
りんごちゃんが滝沢村の幼稚園に転園したとき。
冬にスカートをはいていたのは、100人以上の中でたった一人でした。
髪を長くしていたのも、りんごちゃんだけでした。
「おともだちが、私の髪に触るの。」と言っていました。

どうして滝沢村の幼稚園に入れたかと言うと、
その幼稚園には、塀とか柵がなかったからです。
どこまでが幼稚園の敷地なのか、大きな木の向こうは田んぼで、
とっても自由な雰囲気が良かったので、そこにしました。
結局、どんちゃんもその幼稚園に入りました。
スカートをはいて。髪は編み込みにして。

さて、話は女性らしさでした。

では、そういう自分はどうかというと、
夏こそウエストがゴムのギャザースカートをはいていますが、
それ以外の季節ははいていないですね。
まずは、持っているスカートが入りません。
恐ろしいことに、ファスナー全開でも腰で止まって上がらないこともあります。
そんな体型なので、似合うスカートを探す気にもならないし、
いずれは痩せると思っているので買う気にもなりません。
いいのかなぁ…。これで。
いつになったら、スカートをはけるようになるんだろう。

そう思いながら、今日もおこちゃんは、
若い人のスカートを見ては女性らしさを楽しんでいるのでした。