ロケット・マン2019年08月23日 16:15

珍しく、公開初日の、しかも朝一番に行きました。
エルトン・ジョンの半生を描いた映画、『ロケット・マン』。


12歳のときに、『フレンズ』という映画を観て、
その時の主題歌をエルトン・ジョンが歌っていて、
その後、『クロコダイル・ロック』とか『ダニエル』とか、
『君の歌は僕の歌』に心を奪われ、ずっと彼の音楽が好きでした。
(クィーンより4年前)
今でも、元気になりたいときや、ちょっとしんみりしたいときなど、
エルトン・ジョンの曲を聴いています。

映画はミュージカルでした。
懐かしい曲が、こんなふうに生まれたんだと知って、
またエルトンの幼少時代がこんなだったんだと知れて、
それはそれで興味深かったけれど、
後半の孤独との闘いは、観ていてとても辛くなりました。


今のように情報が何もない時代、
エルトン・ジョンがどんな人なのか、どんな生い立ちなのかなんて全然知らなくて、
ただ、映画にも出ていましたが、バーニー・トーピンという人(作詞家)との出会いが、楽曲に影響したことは知っていました。

当時、洋楽は全てラジオからでした。
ラジオから流れる曲に耳を傾け、
名前と曲名が気になって、そこからファンになって行く…。
人ではなくて、音楽。
60歳になって、彼の半生を知ったところでどうにもなりませんが、
私の人生のBGMがあるとしたら、エルトン・ジョンなのかもしれないなと思いました。