PARFECT DAYS2024年03月08日 20:27


なんだかんだ時間が合わなくて、やっと観に行けました。
『PARFECT DAYS』



最近、役所広司が好きになって(演技)、とても楽しみでした。
噂どおり、起承転結のない、淡々と繰り返す毎日を映した映画でしたが、面白かった。感慨深いというのかな。

スカイツリーが見える古いアパートに住む主人公の平山は、毎朝近所から聞える箒を掃く音で目が覚める。(早朝)
そこから一日が始まります。
渋谷近郊の公衆トイレの清掃員である平山のセリフはほとんどなくて、けれども毎日毎日同じ作業の繰り返しの中に、小さな変化を見つけて微笑む平山。
仕事が終わると自転車で銭湯に行き、その足で浅草の地下商店街らしきところでお酒を飲む。家に帰って読書をしながら寝落ち。
休みの日はコインランドリーに行き、古本屋に行き、写真屋さんに行って写真を現像。そして居酒屋へ。
そんな生活の中に、何度も木漏れ日が映し出される。
私も木漏れ日が好き。なぜなら木漏れ日の中にいると、とても幸せな気持ちになるからです。

エンドロールの最後には、木漏れ日についての説明がありました。
どうやら世界には「木漏れ日」という言葉がないらしい。
なので、こうありました。
Komorebi…木々の葉の隙間から射す陽の光

『PARFECT DAYS』
昭和の人間がそこにいました。
そこに昭和がありました。


今日のシアター2は、136席。
でも平日の午前中だったせいか、お客さんは20人ぐらいかな。


お腹もすいたし、今日は寄り道をしないで帰ろう。







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