危険運転2021年05月07日 08:50

昨日、美容院の駐車場で車のドアを開けたとき、虫が車の中に入ったのは見た。
だけど美容師さんがそこで手を振ってくれていたので、車を動かさずにはいられませんでした。しかもバックミラーを見ると、まだこっちに手を振ってくれている…。とても車を止める雰囲気ではない。
仕方ない、結構大きな虫のように見えたけれど、蜂ではなかったし、刺されなければ問題ないかな。そう思って虫を追い出すのは諦めました。
しかし、ん?
なんか臭い。

この臭いはもしかしてカメムシ?

最初の赤信号で助手席を見たら、うわっΣ( ̄□ ̄|||) バッグの上にカメムシがいるではないか!
しかも助手席にちょこんと座って、まるで二人でドライブに行く雰囲気。

どうする?どうする?私はアナタの恋人ではない!
とりあえず窓を全開しましたが、カメムシがそうそう簡単に飛んでくれるはずもなく。
思い通りに外に出てくれればいいよ。
だけど、頭に飛んで来たらどうする?顔に引っ付いたらどうする?
パニックじゃん!(@ ̄□ ̄@;)!!ギャー

手で払うわけにもいかず、バッグを振り回すわけにもいかず、そうこうしていたら青信号に変わり、仕方ない、走行。
くねくねした細い道、コンビニもない、バスは来る、後ろを見ると私の後ろに車が続いている。ああ、停車できない。
見るとカメムシは少しずつ移動していて、バッグから座席に下りてウロウロしています。ひゃ~っ!お願い動かないで!じっとしていて!
対向車線を気にしながら、横目でカメムシの動きを確認。
ああ、今度は座席の下に移動し始めました。
お願い、そっちには行かないで!
見たくないけど、お願い!私の見える範囲に居てちょうだい!
しかしカメムシに私の思いは伝わらなかった…。
とうとう座席の下に消えました。
ああ、もう捕まえられないかも。

するとドラックストアが見えました。
よし、ひとまずここで確認しよう。

駐車場でドアを全開し、シートの下を覗きました。
真っ暗で何も見えません。臭いもしません。(全開してるし)
仕方ない、カメムシの気持ちになるか。そう思ってカメムシの気持ちに集中。

そっか、この隙間に入り込んだかもしれない。
棒を持ってきて中をかき回しましたが変化なし。
なので、ハンディモップを突っ込んでガチャガチャかき回してみました。
すると、あっ…。

カメムシが姿を見せました。
出た。見つけた!(一瞬愛おしく見えた、まるで恋人w)

カメムシが動かないので、ハンディモップでつんつんしました。
(こんなときガムテープがあれば、楽々捕獲できたのに)
するとさすがにカメムシも、ブンと10センチ移動しました。
よっしゃ、その調子。
繰り返すと、また10センチ移動。よっしゃ、その調子。


やっとここまで来ました。もう一息。
この季節、あなただって自然界がいいでしょう?

ホレッ!行け~~~っ!(バシッ)


やった~。
バンカーから見事グリーンに上げた気分。
だけどハンディモップが超臭い。(嗅いだのね)

一件落着。これで安心して家に帰れる~ヾ(*´∀`*)ノ



しかし、次の赤信号で思いました。


私、あそこでバックしたとき、
あのカメムシをタイヤで踏んづけて来なかっただろうか…。
(あの位置、微妙…)


これに関しては、確認作業はしていません。