泳ぐより潜る2019年06月29日 23:17

初心者水泳教室に通うようになって、はや1年。
初心者には初心者の、初級、中級、上級コースがあり、
この春からなんとか中級に上がったわけですが、
今習っているのが30代の男性コーチで、前のコーチのように、
「水着になっただけで100点ですよ~」なんて甘い言葉でちっとも褒めてくれません。

そんなコーチが、ときどきもぐって泳ぐことを教えてくれます。
つまりプールの底ぎりぎりを潜水するというか、なんというか。
サメのように、いやカメのように、いやトドのように、かな。
まるでダイビングしているかのようにス~ッと潜って進むのです。
コツは、息を全部吐き切ってから水に入る。
そうすると、肺に空気がなくなっているので浮かびません。
息が続かないので、長くは沈んでいられませんが、
これが結構快感で。
10人いる中で、なんと私が一番上手です。(たぶんね)
なぜ上手く出来るのか自己分析してみたら、おそらく私は吹奏楽で息を吐き切ること練習してきたからではないかと思います。(45年も前のことをよく自慢で来たもんだ) つまり、私は泳ぐことより潜ることが得意。
1年かけてやっとわかりました。

先生が言いました。
「あまちゃんで見た久慈の海女さんたちも、実は息を全部吐き切ってから海に潜っているんですよ。じゃないとあんな深いところで作業できません。」
へぇ~そうなんだ。(ここは「じぇじぇじぇ!」だろ)
私はてっきり息をたくさん吸い込んでから海に潜って、少しずつ吐いて長時間ウニを採っているのだろうと思っていました。

ということは?
私はこれから訓練すれば、海女さんになれる?←錯覚
というか、私は海女さんに適してる?←錯覚


この前、みんなで写真を撮りました。


12.5メートル泳げないのに、まるでコーチ面(づら)。