今さらですがお屠蘇2016年01月04日 16:12

書初めではありません。


この漢字を分解してみました。
「屠蘇」という2文字。


元旦にみゃむが言いました。
「おとそ、飲んでないな。」(ジョークです、我が家におとそなんて存在しない笑)
しかしこの一言から、会話はどんどん発展しました。
「おとそってなんだ?」
「おとそってどんな字だろう。」


調べてみました。
お屠蘇というのは、一年の邪気を払い長寿を願って正月にのむ縁起物のお酒であり風習であ~る。
そうそう、今朝の朝ドラでも元日におとそを飲んでいましたね。

でもね、お屠蘇というのは、屠蘇散という薬草を日本酒やみりんに浸して作るものだそうです。だから「お屠蘇」なのかな。



子どもの頃、
お正月といえば、凧揚げとか、こま回しとか、羽根つきとか、
門松とか獅子舞とか…。
そういう「絵」をうえつけられていましたが、
実際に自分の正月の風景には全くそんなものありませんでした。

「羽根つきして、墨で顔にバッテンを付けられてみたいもんだ。」
「本当にあんなことした人いるのかな。」
「東京にはいたんじゃないの?」
「正月に凧揚げなんてしてる人、見たことないし。」

私たち、年齢に4歳の歳の差はありますが、
これらの意見は合致しました。

小学館の雑誌で見たお正月の風景。
あんなの、岩手では全くなかった。

でも、
父が飲んでいたおの日本酒は、屠蘇散は入っていなかったけど確かにお屠蘇。