そういえばパリの住宅事情2019年07月12日 18:55

この前の旅行で、パリに住んでいる日本人女性に聞いた話。

なぜパリの人はカフェテラスで過ごしているのかということから始まりました。
理由は色々あるかもしれませんが、パリの古い建物にはほとんどエアコンが無いため、家の中が暑い。だから外で涼んでいる人が多いのだそうです。
確かに、あの石造りのアパルトマン。室外機を設置できない。
カフェだって、あんなにオープンだもの、冷房なんて無いのかもしれない。じゃ、外で風に当たりたい…。

話を聞いた女性も、西日のあたるワンルームに住んでいるそうですが、
なんたって夏の日没は23時。とても暑くて部屋にいられないと話していました。



パリはご存知のとおり、古い建物が多くて、
ほとんどがアパルトマン、もしくは郊外のマンション住まい。
持ち家はほとんどないそうです。
中心街は1DKとか2DKで家賃が20万円ぐらい。

パリの大きさは、だいたい山手線の内側ぐらいとよく例えらるようですが、
真ん中の1区(ルーブル美術館のあるあたり)から離れた10がつく区とかは高級住宅街になっているようです。
バスで走行中に、この辺りに中村江里子さんが住んでいま~す♪と教えてもらったあたりも16区だったような。
もちろん古い建物だったけれど、道が広くて緑が多くて、高級感がありました。
心なしか、吹く風も爽やか~みたいな(笑)


それから、パリの借家は、壁紙とか塗装とか、自由に変えていいのだそうです。
だから小さなアパルトマンでも、自分の好きなペンキを塗ったりできるんだって。
中心地には見られなかったけれど、DIYのお店が充実しているらしい。

個性ってやつでしょうかね。



それにしても、この前パリは暑かったようで、記録的な猛暑の様子がニュースに流れていました。45℃とか?
公園の噴水で子どもも大人もはしゃいでいました。
わかる、エアコンないんだもんね( 一一)