熊の湯の思い出2016年07月11日 09:32

今までほとんど見たことがなかったBS「こころ旅」という番組。
火野正平が自転車に乗って日本中を旅するという番組です。
先月岩手県の放送があってからなんとなく見るようになり、とうとう今週から北海道編が始まりました。

そして今朝。
熊の湯が紹介されました。

北海道へのお手紙募集があったとき、私たちは北海道での思い出がたくさんあり、実は私も熊の湯の思い出を投稿しようかなと思いました、(出さなかったけれど)
だから、今日の放送を見てびっくりしました。
こりゃ、北海道編は見逃せないぞ。


さて、私の熊の湯の思い出は、というと。
みゃむと車で知床半島に行ったとき、確かあの時は八戸港からフェリーに乗って苫小牧に着き、そのまま海岸沿いを東へ行って知床を目指しました。

ホテルをとるような旅はしていなかったので、
三菱ディオンという車を少し改造して(自分たちで)車中泊をする旅。
まずは、食料と温泉を探すことが目的地での最初の仕事でした。
そこで、地図でたまたま見つけた「熊の湯」というところ。
何の情報もないまま行ってみたら、それはそれはすごい所にある温泉でした。

川の向こうにあるのが温泉。



小さな小屋みたいなところが温泉。もちろん露天。



一応男湯と女湯がありました。
女湯は、そうだな。一坪あるかどうかの湯舟でした。
中に入ったら、おぉ!誰もいない。
「ヒグマ注意」の立て札を見ながら、一人でのんびりと入っていたら…
やってきたのはヒグマではなく、な、なんと親子。しかも外国人。
その親子はどうやらフランス人のようでした。(フランス語で話していたから)
30代のお母さんと10代の少女。(と言っても大人びていた)
じろじろ見るつもりはなかったのですが、白人と一緒にお風呂に入る経験はなかったし、しかも小さな露天風呂。見たくなくても目に入る。
なるほど、ふむふむ。(記載できないのが残念です)

残念だったのは、彼女たちは温泉のマナーを知らなかったことでした。
でも仕方ないかな。だって熊の湯には桶はあったけれど湯舟しかなかったから。
もし私があの時少しでも英語を話せていたら、「最初にこの桶でお湯をすくって体を流してから入るのよ」と教えてあげることが出来ただろう。

ということで、熊の湯の思い出は、世界遺産の知床でフランス人と小さな露天風呂に入ったという思い出でした~。



ちなみに知床半島では、翌日早起きをしてクルージングを楽しみました。
ヒグマも見ました!