OKO塾 あの日私が言ったこと ― 2014年10月23日 18:14
やっと「障がいは個性」といわれるようになった世の中でさ、
組織の言う「適材適所」っていったい何よ。
適材適所の4文字をかかげる人事って、何?
それは組織が考えていることじゃなくて、
異動したら、職員がその4文字通りにならえってこと?
「適材適所」
辞書には、その人の能力・性質によくあてはまる地位や任務を与えること。
って書いてあるけど…。
この人事は、絶対におかしい。
あなたが言われたことはね、
足がない人に「歩け」と言っていることと同じなんだよ。
でもその足のない人は、がんばってがんばって、地を這いつくばって、
腕を血だらけにして、腹を傷だらけにして、目的地まで辿りつく。
それなのに、組織は「やればできるじゃないか。じゃあ次は、あの地点まで歩け。」と、
さらに遠くに目標の旗を立てる。
まるで「うさぎとかめ」のゴール地点のように。
でもその人は、また歩服全身で、泥と地にまみれながら、
少しずつ少しずつ、前へ進む。
言われたとおり、目標に向かって。
なんの目標、誰の目標かは知らないけれど、
ただ必死で前に進んで這っていく。
それとおんなじ。
「やれ」と命令されたら、きっとあなたは努力して努力して、
仕事をやり遂げるでしょう。
見えない目で、がんばってがんばって、
きっと仕事をやり遂げるでしょう。
人並み以上に働くでしょう。
でも、それっておかしくない?
じゃあ組織がいう「適材適所」って、何よ。
なんで目の見えない人に、計量の仕事を与えるかな。
なんで、運転させようとするかな。
なんで、「やってみなければ、わからないじゃないか。」なんて言うかな。
なんで、一人に対して、いい大人が六人も集まってそんなこと言うかな。
あなたはね、幸いその状況がよく見えなかったかもしれないけどね。
私はその会議室の様子を想像しただけで、ぞっとするよ。
もし心の病気の人だったら、きっとあなたのようには反論できないと思う。
むしろ何も言えなくて、ただ黙って座っているのが精いっぱいで、
もしかしたら、家に帰れなくなる人もいると思う。
生きているのが辛くて、そのままどこかに行ってしまう人もいると思う。
障がいについて、あれだけ話を聴いてもらって、
期待させておきながら、
なんでこうなるのかな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
それは、
2014年3月31日の悔しくて涙も出ない夜でした。
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