砂糖に税金がかかるのはおかしいだろうの話 ― 2015年06月10日 07:47
医療費がかかりすぎるから、砂糖に税金をかける?
最近、日本政府はおかしなことばかりこじ付けているような気がします。
だったらあの時、法人税をなぜ下げた?
砂糖が高くなったら、食品の値上がりは目に見えるし、
これまた中小企業の経営が厳しくなるのではないですかね。
みたいな真面目な話をすることもあります。私たち夫婦。
(いつも「小田真理さんっているかな」ばかりではありません。)
みゃむが医療の勉強をするようになって、嬉しいことに私が高校の家庭科で勉強したことが会話に登場します。
例えば、
「三大栄養素ってなーんだ?」「炭水化物、タンパク質、脂質。」「せいかーい!」みたいな。(笑)
でも、間違ってつっこんだ質問しようものなら、
みゃむは習ってきた知識をダダダダダーっと話し始めるから、相づちを入れるタイミングを失います(笑)
「炭水化物の栄養学的な主な役割はね~。脳、神経組織、赤血球、腎尿細管、精巣、酸素不足の骨格筋なんかの通常ぶどう糖しかエネルギー源として利用できない組織にぶどう糖を供給するのね。脳は体重の2% 程度の重さで、その個体の基礎代謝量の約 20% を消費すると考えられているんだって。
仮に基礎代謝量を 1, 500 kcal/ 日とすれば、脳のエネルギー消費量は 300 kcal/日になり、ぶどう糖 75 g/日に相当する。上記のように脳以外の組織もぶどう糖をエネルギー源として利用することから、ぶどう糖の必要量は少なくとも 100 g/日と推定され、すなわち、消化性炭水化物の最低必要量はおよそ 100 g/日と推定されるわけ。」みたいな。苦笑
(確かにみゃむが勉強した後に食べるお菓子の量は半端ない)
さて、「糖類」と「糖質」の違いって何だと思います?
ちなみに、白米ご飯1膳(150g)に含まれる糖類は約55gだそうです。
「糖分控えめ」とか」「無糖」とか「微糖」、「糖質ゼロ」…。微糖と記載された缶コーヒーには、角砂糖が1、3個入っているんだってよ。
「無糖」「ノンジュガー」にも糖分は想像以上に入っているみたいだし…。
だんだん訳がわからなくなってきたでしょ。
私はね、煙草についてもそうですが、
税金を上げるよりも、まず、真実を国民に教えるべきでしょう、と言いたい。
もともと日本人は、砂糖を食べる習慣はなかったそうで、
奈良時代に医薬品として中国から渡ってきて、和菓子が広まっていったらしい。
思えば果物だってそうそう手に入らなかったと思います。
だって、野生のリンゴの木を見たことがある人がいるでしょうかね。
野生のミカンの木ってあるのかな。
せいぜい秋に実った柿を干し柿にして、
保存食として冬に食べたのかな、ぐらいしか想像できません。
きっと自然界の「甘み」を楽しんできたのではないかしらね、ニッポン人。
砂糖って簡単に言うと、主にサトウキビなどの汁を搾って水分を飛ばした物です。
これを精製・精白せずに商品化したのが、いわゆる黒糖です。
せっかくミネラル・ビタミン・酵素などがたくさん含まれているのに、
わざわざ遠心分離、精製、精白などなど、十段階以上もの過程を経て、
純度99%以上もの真っ白な上白糖になります。
(手がかかっているのに、おいしくて安価って…なんかあやしい))
というわけで、できるだけ上白糖を避ける生活をしていますが、
ケーキも食べるしお菓子も食べるし、パンも団子もアイスも食べる。
やれやれ。
とりあえず、過剰に上白糖を摂取することによる体への影響することについて、私なりの見解を箇条書きにしておきます。
1 胃腸の働きを弱める
(消化しきれないショ糖はピロリ菌などの悪玉菌の格好のエサにもなるらしい)
2 体内のビタミンやミネラル、酵素が欠乏する
(砂糖の主成分であるショ糖は、かなり消化しにくい栄養素で、消化するために
は大量のビタミン、ミネラル、酵素などを大量に消費します)
3 ビタミンB1・B2、カルシウムの欠乏によって、神経や精神状態が不安定になる。
(キレやすくたりうつ症状に悩まされるとか)
4 活性酸素が発生
5 免疫力の低下
6 成人病やアレルギーの原因にも
7 冷え症
8 ひ・ま・ん肥満肥満肥満
よし。今日からみゃむと一緒になってお菓子を食べるのはやめよう。
朝からがんばった、おこちゃん。
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