福ちゃん ― 2024年05月06日 22:48
高松の池の近くで、福ちゃんというワンちゃんに出会いました。
よぼよぼと歩いていたので年齢を聞いたら12歳だそうで、そんなに老犬でもないんだと思ったら、緑内障で全盲だという。
いろいろ聞いているうちに、この子は震災のときに福島で生まれた子犬で、飼い主のご夫婦が、掲示板で見つけて福島まで出向き、里親として引き取ったということがわかりました。
まだ3か月の子犬。手のひらに乗るぐらい小さかったとか。
しかも福島で生まれたせいなのか、甲状腺に異常が見つかり、なんとか薬を飲みながらもこうして生きているのだそうです。
「飼い主が言うのもおかしいですが、この子、本当にお利口さんなんです。」
というのも、どこを触られても何をされても嫌がらない。吠えることもないらしい。
これはラッキー。
さっそくサクラちゃんが、初わんタッチ。なでなで、よしよし、をさせてもらいました。
後ろ姿はまるでシェルティー。
でもお顔がちょっと違います。
もちろん飼い主の方は、親がどんな犬だか分からないそうですが、
シェルティーを飼ったことがある人はみんな、「シェルティーのミックスだね。」と言うそうです。
「うちでもシェルティーを飼っていたのですが、そうじゃないかと思いますよ。」
と言ったら、「やっぱり~?」と飼い主さん。
おそらくシェルティーとポメラニアンから生まれた子ではないかと思いました。
シャンプーも爪切りも、ブラッシングも、痛い病院の治療のときも全然吠えずにおとなしくしているんだって。
偉いねぇ。
みんなに可愛がられて、福ちゃんって、ほんとうにいいお名前をつけてもらったね。
ちなみにお目目は義眼だそうです。
がんばって長生きしてね。
また見かけたら、おしゃべりしましょう。
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