子どもの心2014年10月09日 19:13

今週、全盲の男性にお会いして、お話を聞く機会を頂きました。
現在65歳の村上さんは、陸前高田市で生まれ、おぼろげに海は憶えているそうですが、幼少で目が見えなくなったため、その後盛岡市で寄宿舎生活をし、
社会人になってからは盛岡市の病院に勤務。現在は鍼灸マッサージの治療院を開業されています。

さて、村上さんは毎年近所の小学校の総合学習で、4年生の授業に呼ばれるそうなのですが、そのときに「何でも質問していいよ。」と言ったら、
「結婚していますか?」と聞かれたそうです。
「君はどう思う?」と逆に質問したら、
その子は、「結婚していると思います。」と答えたそうです。
「どうしてそう思う?」と聞くと、
「村上さんは目が見えないから、ご飯を作ったりお世話をしてもらわないと困ると思ったからです。」と言いました。

私は、すごいなと思いました。
実は、私はお会いする前に「村上さんは結婚されているのかな。」「していないだろうな。」と思っていたからです。
恥ずかしい話です。

まず、大人は子どものように「結婚していますか?」などという質問は、
失礼なことだと思って出来ません。
もちろん、わざわざ聞く必要もないと思いますが、どうしても気になるところです。

ちなみに、治療院は何年か前に次男さんも資格をとって、
村上さんと一緒に働いているそうです。
「別に、息子に後継者になって欲しいと言ったわけじゃないんだけどな。」
と大きな声で笑っていました。


私は、いろんな意味での「偏見」は、
無意識のうちに大人が教えていることなのかも知れないな、と思いました。


今朝のこと2014年10月09日 20:32

5時半に、
朝焼けの空を眺めて深呼吸。
振り向くと
月が西の空にまだ大きく見えていました。
感動しました。


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そうそう、
ひとつ前の記事ですが。
視覚障がいのことになると、どうしてコメントがないんだろう、
とみゃむがいつもガッカリしていますので、
この際、なんでもいいのでみゃむに質問のある方は、
是非コメントしてください。
ただし、「結婚はしています。」
質問のヒント:一緒に皆既月食を見ました。