今こそ野菜・くだもの・まとまらない話2015年08月18日 21:32


りんごちゃんが千葉市の幼稚園にはいっていたとき、
「うちの子、トマトしか食べないのよ~。」と嘆いていたママがいました。
そのママが娘のために、冬にトマトを売っているスーパーを探していたことを、
私は今でも執念深く?憶えているので、
たぶんあの頃は、今のようにいつでもトマトを食べれて当たり前、という時代ではなかったのだと思います。(あの子は食べていたけどね)

あの子が食べていたのは、普通のトマトですが、
では、ミニトマトって、いつから出回っているでしょうね。
昔はミニトマトなして、どうやってお弁当箱をうめていたっけ?
ってか、昭和の冬のお弁当のおかずってなんだった?
自分のお弁当の中身を思い出そうとしても、
うーん。なんだったろう。卵焼きとほうれん草のおひたし、鮭の塩焼き。
ぐらいしか思い出せません。
少なくても私が高校生のときには、ミニトマトは存在していませんでした。
お弁当に納豆を入れて来ていた人がいたなぁ。
開けた瞬間、教室に漂うあの臭い。それから蓋から伸びる大量の糸。
カレーをかけてくる人もいた。
そういえば一度、白いご飯の上に永谷園の鮭茶漬けがふりかけの如くかかっていて、友達に「ノザキの弁当にお茶漬けかかってる~!」と言われたことがありました。叫んだ人はそねブーという友達、仕掛けた人は私の母親…。
あまり恥ずかしいとは思わなかったけれど、きっとおかしな弁当だったんだね。

さて、今日は何を言いたいのかというと、
去年は特に、季節の野菜をいただこうという意識をもって食生活にチャレンジしてきたわけですが、
東北の冬の野菜といえば、白菜と大根と芋と、とにかく数少ない根菜類しかないわけで。トマトやバナナはなるべく食べないようにしてきました。
そして夏。
朝市に行くと地元の畑で採れた野菜がたくさん並び、しかも朝採りだったりするものだから新鮮で、おいしい。
いつ食べるの、今でしょ。そうでしょ。
果物も、たくさん。昔はなかったブルーベリーも、朝市ではとても安く手に入ります。
西瓜も、昔みたいに空洞になっているものがなくて、どれも実がぎっしりで、
よく大人が西瓜をたたいて買っていたのがうそのようです。
今年も朝一番のスムージーが始まりました。
トマトにバナナ、セロリやパセリを入れて、ガガガガガー!


食物には、陰と陽の食べ物があります。
最近は食品成分表にもそれが記載されていたので驚きました。

今日もとりとめのない真面目な話になりました。
ほとんど毎日のように、茄子と人参と豆腐に、青紫蘇かミョウガを刻んで入れた味噌汁を食べています。
母がそうしていたように。

幸せだなぁ。