強化合宿2015年08月04日 09:44

昨日から、グランドソフトボールの合宿が始まりました。
真面目に治療に専念したこともあり、みゃむも昨日から練習に入りました。

何を強化しているかというと、『暑さ対策』だそうで、
この暑さに慣れるという、強化合宿だというからある意味心配。

それでも1か月ぶりに参加したみゃむが見たものは、
上達している10代の少年たちの姿だったそうで、
バッターボックスで一度もバットを振らずに、全試合ピクリと動かずに、なぜか塁に出続けてき選手が、昨日はバットにボールを当てていたというから驚きです。
「あの子はきっと、ずっと動かずにフォアボール狙いで行くつもりだな。」
「それがあの子のポリシーなんだよな。」
とみゃむがよく言っていたその子がです。
「打ってたし~。」とみゃむが一番喜んでいました。

さて、このク○暑い中、みゃむは今日も練習に出かけていきました。
ほかの選手は寮に入っているので、合宿といっても寝泊りする部屋があるのですが、
通学生は通いの合宿です。←これって合宿っていうのか(笑)
しかも通学生には昼ご飯が出ないので、みゃむともう一人は外食です。

ということで、話はここからです。
昨日私は、せめて帰りぐらいは迎えに行ってあげようと思い、
夕方5時ごろに、学校のそばで待っていました。

グランドには誰もいなかったので、もう練習は終わったな。
そう思って、近くの本屋さんで立ち読み。
でも、ちっともみゃむからメールが来ません。
次は本屋さんの隣のお花屋さんに行きました。
お花といっても鉢花屋さんだったので、ほとんどバーゲンでした。
2か月前に4800円で売られていたカルミアの大鉢も、
半額の2400円になっていました。
どうしようかな。買おうかな、欲しいなぁ…。
そう思っていたときです。

「みゃむさんは、アイシテル~!」
「みゃむさんは、アイシテル~!」
と大きな声が聞こえてきました。
え?文法的にちょっとおかしくない?と思いながら、耳を澄ませると、
なんとそのお花屋さんは、視覚支援学校の校舎からは離れているものの、
学校の隅にあるプールとは隣り合わせで…。

確かに10代の男の子の声もすれば、20代の青年の声もする。
「みゃむさんは、アイシテル~!」と叫びの後に続いて、
かすかにみゃむの笑う声も聞こえました。
プールからバシャバシャと、水しぶきの音も聞こえます。
しかも、楽しそう。まるで保育園のプールみたいでした。
(といっても周りに柵があるので全く見えない)

そうか。練習後はこういうことをしているわけだ…。
合宿らしいといえば、合宿らしい。青春だな。←上から目線



ということで、プールが静まり返ったころに、みゃむからやっとメールがきました。
「今終わりました。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・いったい何が終わったというのだろう(笑)



赤く日に焼けた顔で、みゃむが爽やかにやってきました。
クルマの中で、さっきまで私が聞いていたことを話すと、
どうやらプールの水が35度もあって、運動後はドクターに患部を冷やすように言われていたのにちっとも冷やすような状態ではなかったので、
みゃむはホースの水で足を冷やしていたのだそうです。
(もちろんプールの中にも入ったようですが)
じゃああの「アイシテル~!」はいったい何?
「あぁ、あれね。あれは一番元気のいいW君が、俺に向かって『アイシング』って連呼してたの。」
は?確かにその行為はアイシングだと思いますが、
私の耳には「アイシテル~!」にしか聞こえませんでしたけど。
別にね、それが悪いとかどうとかヤキモチをやいているわけでも何でもないけどさ。
大きなスーパーのある駐車場まで、その雄叫びは何度も聞こえていましたから。

Wさん(20代♂) 「みゃむさんは、アイシテル~!」
みゃむ(50代♂) 「あははは。」
Wさん(20代♂) 「みゃむさんは、アイシテル~!」
みゃむ(50代♂) 「あははは。」
Wさん(20代♂) 「みゃむさんは、アイシテル~!」
みゃむ(50代♂) 「あははは。」


今日もみゃむは、プール道具を持って合宿に出かけていきました。
今日も私。あそこで聴き耳たてていようっと。
なんなら柵をよじのぼってもいいし。
本当にアイシングと言っていたのかどうか、この目で、いやこの耳で確かめてくるぞ。
というか、あの会話はやめてほしいわ。