そういえば金時 ― 2020年12月06日 15:06
煮豆を食べているときに、
「みゃむ、これは金時豆だよ。」と言ったら、
「そうか、金太郎豆ね。」と言いました。
最初、何言ってんだ(こいつ!)と思いましたが、
あ、そうだった、金太郎の本名は確か坂田金時。
するとみゃむがさっそく金時豆の金時について調べてくれて、
やっぱり金時豆の「金時」は金太郎だと判明しました。
だけどさ、かき氷にのせる甘い小豆も金時というよね。宇治金時もそうだ。
金時豆じゃないのになんで金時?
金時豆じゃないのになんで金時?
と思ったら、どうやらこういうことでした。
金太郎はいつも赤い顔をしていたそうです。なので赤いものを「金時」と例えるようになった。そういえば金時人参ってのも見たことあるかも。
さて、義母がくれた冷凍枝豆がずっと冷凍庫で場所をとっていたので、
今日はずんだ餅を作ることにしました。
うちにはフートプロセッサーがないので、すり鉢でつぶしました。
白砂糖がないので、てん菜オリゴ糖シロップで味付け。
ほんのちょっとだけ塩も。
たったこれだけ、作るのに1時間。
しかし食べるのは3分。
手を抜けばもう少し早く出来上がるのですが、
私は、豆の薄皮も一つひとつ剥いているので時間がかかる。
下の写真。
上がそのままの色。下の豆は薄皮を向いた豆。
ほんのちょっと色が違うでしょ。
剥いた薄皮、このひと手間が美味しくするのだ。(見た目も綺麗)
それでも冷凍の枝豆はまだいいよ。
かつて農家のお嫁さんだったときは、「今日はずんだ」と決まったらまず畑に行って、豆の収穫から始まった。その豆の量の多いこと。
今でも忘れない、野球バットのようなすり棒でそれらを擂る。もちろんすり鉢はあぐらをかいても股にはまらない大きさよ(笑)
あの作業だけは、習得しないうちに引退してしまったなぁといつも思う。
というわけで、あのときは餅もついたので一日がかり。
だけどやっぱり、みなさん、3分で食べ終わってた…(◎_◎;)
いつも何だろな~と思っていたけど、豆好きの嫁にはたまらない。
餅はつきたて、豆は採りたて、そんなずんだ餅だもの、美味しいに決まってる。
みんなが食べ終わった後の食卓で、一人味わって食べたものよ。
で、今日のずんだ餅ですが、
みゃむは美味しいと言ってくれましたが、その後チョコパイを食べていた。
正直でよろしい。
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