寝違えた2022年02月06日 20:44

金曜日の朝のこと。
義母から今にも死にそうな声で電話がありました。
「首が痛い。」
「○〇む、いる?」(みゃむ、いる?)

いや、あなたの息子は仕事です。
というか、朝起きたら首が痛いって、それは絶対に寝違えたんでしょ。

症状を聞いたら、首が回らない、上を向けない。
首が痛くて、粉薬を飲もうとすると顔にかかる。(笑)
とにかく辛くて、息子に揉んでもらいたい。(あんまをご希望)
だけど、今みゃむはとっても仕事が忙しくて毎日残業してるから、今日は無理だよ、と優しく言うと、(義母は午後6時前に就寝なさる)
じゃあ、がまんするか、と一件落着。

と思いきや、30分後にまた電話がかかってきて、
生協の2階にある治療院に電話したけれど、あそこは接骨院だからマッサージはしません、と言われたらしい。
どこか病院に行きたいのか?
仕方ないので、湿布と痛み止めの薬をもって自宅に行きました。
どちらも私が整形外科で腰痛でもらった薬。
とにかく痛みが取れれば落ち着くかなと思って、湿布を首に貼ってあげました。
(鎮痛剤も服用)

しかしその日は痛みが治まらず、翌日は横も向けないと、死にそうな声。
みゃむ治療院は助手(私)を連れて、訪問治療に行きました(笑)

肩を揉んで背中を揉んで、首に鍼をさして、はい、どうですか?

「あ~、良くなってきた…。」(え?)

つまりあれです。
みゃむは最近、本当に忙しかった。それに目の調子もいまいちで、そっちまで気持ちが向いていなかった。
やっぱり私じゃなくて、息子なんだよ。

8年前、私の母が寝たきりになったときのことを思い出しました。
母は認知症で私のことも曖昧でした。
でも兄は、毎日仕事の帰りに病院に寄り、母の体をさすっていました。(童謡をかけながら) きっと母にとって、あれは生涯の中で一番幸せな時間だったんだろうなぁと思います。



ちなみに義母は、80年以上生きてきて「寝違えた」ことがないそうです。
朝起きたら首が痛い、って。そりゃ、焦るわ。