亀島の思い出2021年10月13日 19:56


正確にいうと、大島の思い出です。

高校生のとき、私は吹奏楽部だったのですが、
新入生歓迎会というか、春の遠足というか、
総勢40名ぐらいで気仙沼市の大島に行きました。
それが毎年、春の恒例行事で、
朝に一関駅に集合。大船渡線で気仙沼へ。
その後、船に乗って大島へ。(当然、橋は無かったものでw)
ぞろぞろと歩いて、砂浜に行きました。
そこで何をしたかというと、なにせ4月か5月のことだったから、
泳ぐわけでもなく、せいぜいぶりっ子が裸足になって水辺を走ったりするぐらい。
私はというと、リポビタンDの文字が入った小っちゃめのビーチボールで、い~ち、に~い、さ~ん、し~い、と、トスして遊んでいたような。
いつも制服姿しか見たことのない怖い先輩が、私服を着るとなんか大人っぽくてね。
優しい人に見えました。

なので朝ドラで亀島の砂浜が映ると、15歳だった私、16歳だった私、17歳だった私を思い出します。
「あー、ここ行った、ここ行った!」とつぶやくわけです。

ちなみに秋の遠足もありました。
高校に集合し、徒歩で磐井川の河原に下りて、芋の子会。
石でかまどを作り、パートごとに鍋で作る芋の子汁。美味しかったなぁ。
そうそう、この日もまた、いつもは怖い先輩が意外にもお料理上手だったりして、
この人は良いお嫁さんになるんだろうな、と思いました。

今頃、あの人たちはどこで何をしているんだろう。
カッコ良かった男子も、綺麗だった女子も、み~んなおじさんとおばさんになっちまったんだろうなぁ。