思い出せば色々2020年07月28日 22:58

私としたことが、と思う失敗は数あれど、
子どものこの頃の思い出といえば、
小学校の下校中、ランドセルを背負っていなかったことに気がついた!
慌てて走って教室に戻ると、ぽつんと赤いランドセルが待っていて、
それを見てほっとした。あって良かった。

もっと小さい頃は、夏休みにおばあちゃんの家に泊まりに行って、
水着を着て川に泳ぎに行ったはいいが、帰りにパンツがないことに気がついて、
ノーパンで帰って来たことが何度もありました。(年に一度ぐらいじゃ学習しない)

中学生になってからは、学校に着いてコートを脱いで気がついた。
「制服、着てない!」
しかしそれが、冬休み中の部活だったから良かった!
家に電話して父に制服を持ってきてもらいました。(かつて学校の先生は夏休みも冬休みも家にいた)

さて、そんな娘には優しい父の失敗談。
工業高校の教員だった父が廊下を歩いていたら、すれ違う生徒がクスクス笑う。
なんだろな、と思っていたら、向こうから同僚の先生が走って来て、
「先生、社会の窓があいてます…」と教えてくれたそうです。
見ると、窓は全開、おまけに白いカーテンが窓からはみ出していたという。
(トイレで大きいほうの用を足したとき、ワイシャツをちゃんとしまわなかった)
ズボンのチャックからワイシャツを出して、すまして歩いていた教員って、
どうよ。Σ( ̄ロ ̄lll)

チャックと言えば、スカートのファスナー。
今はなんでもゴムだけど、昔は脇にゴムがあっただけで中年のスタイルだったから、
がんばってウエストがベルトのスカートをはいたものです。63とか66とか。
しかし、ホックをひっかけて、その後、ファスナーを閉め忘れる。
中学生のときも、高校生のときも、大人になってからもやってたよ。
(つまり、昭和あるある)
誰かに教えてもらって、ぎょっとするパターン。いつから?


というわけで、ここまでは前も話したことがある失敗談の数々でしたが、
ここからは、NEW。今日の話。
みゃむが仕事から帰ると、ちょっとしょげていました。
「今日さぁ…。」
「なに、どうしたの?」
「オレ、大失敗した。」
「仕事で?」
「いや、仕事ではない。」
「じゃあ、なに?」

「パンツ、反対に穿いててさ。トイレに行ったら出せないのさ。」
「え~~~~~っ!で、どうした?」
「頑張って出した。」
「で?穿き替えたの?」
「いや、今もそのまま。」
「え~~~~~っ!大丈夫だったの?」
「うん、なんとか。」

今日は4回トイレに行ったそうで、想像するともう可笑しくて可笑しくて(笑)
だけど、慰めるつもりで言いました。
「私なんか、LLサイズのハイレグのパンツを、足の穴から穿いたことあるし。」
「え?そんなこと出来るの?」
「できるっけよ。それがそれほどきつくもなくてさ。」
「それは在り得ない…。」
って、有り得ないのはあんただろ~が!

しかし後から気がついた。
確かに最近、みゃむはパンツのことで愚痴ってたな。
裏側の左にあるはずのタグが、新しいパンツは後ろにあるんだよ、って。

さっそく洗濯をしたあとに確かめたら、
今日穿いていたパンツは、そのとおり。タグが後ろについていました。

「見えない人って、服を着るときに左側のタグを手で確認してから着ているのさ。」
うんうん、わかるよ。
見える人だった、そうだから。
特に最近は、タグを確認しないと、後ろ前に着ていることが多いこと多いこと(笑)
しかも、なんかきついと思いながら、結構長い時間着ていられるという。

で、私は気がついた。
みゃむは左にあると思ったタグを頼りに、どうやってパンツを後ろ前に穿いたんだ?爆笑



しっかしさぁ。
なんでそのパンツメーカーはそんなところにタグを縫い付けたべね。
視覚障がい者の妻は、一筆書きたくなりました(笑) 
もしかして、書いたらお詫びにって、パンツ一年分送られてくる?
(でもタグは後ろのままなのねw)

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