捨てられないもの ― 2020年06月21日 11:26
父の洋服も母の着物も、もう着ないと思うものは、それが娘の最後の務めと思って、バンバン捨ててきました。
捨てるときはもちろん、それを着ていた両親の姿を思い出して、さよならを言って。
しかし父の着ていたもので1枚だけ捨てられないものがあります。
それは、モーニング。
仕事柄、おそらく卒業式で着てたのでしょう。
誰が着るわけでもないのだけど、なんとなくもったいなくて捨てられませんでした。
おそらく誂えた洋服の中で、これが一番高かったんだろうなぁと思うと、つい。
でも、慎重163センチ、体重90キロだった(もっとあったかもしれない)だった父のモーニングは、ズボンの丈は短いし、上着の袖は短いし、だけど超ビッグなものだから、普通の人が着れば誰でもチャップリンになれるという、余興で使う衣装といえば貴重な一着。(今まで捨てられなかったのは、ここかもw)
実際、これを着ていた父を見たことがないと思っていましたが、
先日の写真整理で気づきました。
あ、もしかしたら、このときも着てた?
(私が白いドレスを着ていたときです)
それを思い出したら、父が「もう捨ててもいいよ」と言ってくれているような気がしました。
チョッキだけ羽織ってみた。
どうしよう、とりあえずこれだけ取っておくか。(笑)
今日は、りんごちゃんとどんちゃんから、糖質50%カットのアイスクリームがみゃむに届きました。
みゃむは野球の練習からまだ帰って来ないのでまだ見ていませんが、
冷凍庫に入れるために、私が一足先に見た。
1つぐらい減っても、みゃむはきっと気づかないね。
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