桃太郎のお話をしていたら2018年03月01日 20:31

今日、保育室で桃太郎のお話をしました。(お昼寝のとき)

お昼寝が終わってカーテンを開けたら、
すぐそばにキジがいました。

とことこと坂を上って行きました。オスでした。
すごくない?


ドラマ4つ2018年03月01日 20:52

この冬、観ているドラマは4つです。

1 わらわんか

あ、間違えた、わろてんか。(自分でもうける)

2 花子とアン(再放送)

3 99.9

4 アンナチュラル


です。
99.9は、最初は松潤の演技が面白いと思って見ていましたが、
共演者一人ひとりの持ち味がすごく面白くて、そんでもってドラマの中味も面白くて、すっかりハマってしまいました。
またアンナチュラルは、最初は石原さとみの役が面白いと思って見ていましたが、
彼女の演技がとても上手くなったし、たぶんこの役が合っているのだと思うけれど、
内容も今までにないようなドラマだったので、すっかりハマってしまいました。

さて、今日から3月になりました。
この前、1年の24分の1が過ぎたと話題にしましたね。
一日で言うと一時間が過ぎた、と。
とうとう12分の1が過ぎました。つまり2時間。
雪だの寒さだのってこの2ヶ月は大騒ぎだったけれど、
なんだかもっとやる事があったんじゃないかって、
今頃反省しています。
ちなみに、ひかふれマフラーはまだ完成しておらず、
6玉買ったうち5玉目に入りました。
フランス式はほぼマスターし、小1から始まった技術が今は中1ぐらいになったような。高等教育までは至りませんが、このぐらいで人生やっていけそうな気がします。



文房具屋さんで思う2018年03月03日 21:52

今日はみゃむが友だちに誕生日プレゼントを買いたいというので文房具屋さんに行きました。
去年卒業した女の子に、水性色鉛筆を買っていました。
その子は絵を描くのが好きなのだそうです。
片目が見えないようですが、立派に就職して仕出し屋さんで働いています。
10色セットの色鉛筆。
あの子はこの鉛筆でどんな絵を描くのかなぁ、と想像してしまいました。

いつもは静かな文房具屋さんも、今日は卒業を前にした子どもたちが大勢来ていて賑わっていました。
文房具屋さんって、、子どものときは憧れでした。
特にあの平べったい木製の大きな引き出しを開けるのが好きでした。
模造紙や方眼紙、包装紙、ハトロン紙。
いろんな大きさののし紙やセロハン紙など、出てくるものがわくわくでした。
色画用紙の棚もそうでした。
折り紙でしか見たことがない色の他に、同じピンクでも色んな種類のピンクがあって、緑もそう、黄色もそう。全部出してみたかったなぁ。

さて、みゃむはこの3年間、このサインペンを使って勉強してきました。
よくある水性ペンです。



実は国家試験も、晴眼者はマークシートなのですが、というかクラスメイトもマークシートなのですが、
みゃむはマークシートでの回答が難しいため、特別に申請して、
このサインペンで直接問題用紙に答えを記入するという方法で受験しました。
他にも、拡大読書器の使用の申請、問題を読み上げてもらうCD(イヤホンで聴く)の利用も申請したようです。
前にもお伝えしたことがありますが、これが合理的配慮というものです。

 ※合理的配慮とは、障害のある方々の人権が障害のない方々と同じように保障さ   
   れるとともに、教育や就業、その他社会生活において平等に参加できるよう、
   それぞれの障害特性や困りごとに合わせておこなわれる配慮のことです。
   2016年4月に施行された「障害者差別解消法 」により、この合理的配慮を可能
   な限り提供することが、行政・学校・企業などの事業者に求められるようになり
   ました。

で、もうすぐ卒業するというのに、またこんなにペンを買い込んでいました。


何に使うの。サインの練習でもするんですか?



3年間の通学で感じたこと2018年03月04日 20:32

最近、みゃむが話していたことです。

毎朝7時に家を出て、立て続けに来るバスに乗り込むので、
いつも同じバスというわけではありませんが、
だいたい時間帯は同じ。
3年前の4月からこのバスに乗るようになって、
最初は声を掛けてくれる人は誰一人といなかったそうです。
優先席はありますが、いつもそこは満席で、
みゃむは吊革につかまって立っていることが多かったみたい。
白杖を持っていても、身体は丈夫そうだし、
みゃむ自身もそれほど立っていることが苦ではなかったので、
周りの人も気を遣ってくれていたのかもしれません。

しかしそのうちに、「あそこの席、空いていますよ。」と声を掛けてくれる人が出始めて、しかしみゃむには「あそこ」が見えない、分からない。
無視するわけにもいかず、最初は大丈夫ですみたいなことを言ったそうですが、
それでは周りの人に理解してもらえていないという夫婦の会話の末、
それからは「どこでしょうか。」と聞き返すように心がけました。
次第に、手を取って席まで連れて行ってくれる女性が現れ、
最近では、よく席を変わってくれる人が多くなったと感じているそうです。

みゃむには乗客は見えませんが、
おそらく多くの人は、みゃむのことを見ていたのでしょうね。
無関心から関心に、「どうしたらいいかわからない」から「こうすればいいんだ」という理解が増えてきたのかもしれません。
そして、一人の声掛けが勇気をくれて、自分もやってみようという勇気に変わったことも確かです。

白杖を持ち始めたとき、周囲の目を気にしてなかなかカバンの中から出すことができなかったみゃむ。
今ではどこに行くにも白杖を持ち歩くようになりました。
階段の上り下りは、白状をつかって上手に歩けて、
むしろ私の方がつまずいてしまったり。お恥ずかしい次第。

「せっかく障がい者になったのだから」
それが私たちの合言葉。
これからはまた違う環境で生きていくわけですが、
そこでもきっと、みゃむは人に何かを感じさせていくに違いありません。
「そこに存在するだけで」。
障がいを持った人は、それだけで私たちに何かを教えてくれるのだと思います。



まさかの雪2018年03月05日 22:08


まだ空には雪が残っているようで…。
今日も午後から雪が降って、10cmぐらい積もっています。
水分の多い雪なので、確かに春を感じますが、
流石にみんな言っています。
「もう、うんざり。」

白鳥が、すぐ上を飛んでいました。
かろうじてVの字にはなっていました。
そろそろ旅立ちの頃なのでしょう。練習ですね。

思い出した好きだった人2018年03月06日 21:06

ネットのニュースを見ていたら、
なんか見たことがある名前。瀬戸口清文さん。

気になったので読んでみました。
「おかあさんといっしょ」の8代目体操のお兄さん?
画像を検索してみたら、
「うわぁ~っ、私、この人のこと好きだった!」

前にもお話したことがありますが、
私はもともと幼稚園とか保育園の先生になりたくて幼児教育科に入学したわけではありません。
でも、なぜか高校生のときに「おかあさんといっしょ」を見ることが多くて、
というのも、私は「みんなのうた」という番組をすごく楽しみにしていたので、
高校の部活が終わって急いで帰るとそれに間に合う、そんな感じ。
当時は「おかあさんといっしょ」が終わると「みんなのうた」が始まったので、
体操のお兄さんに会うチャンスがいつもあったというわけです。(笑)

瀬戸口さんは13年間もやっていたので、
自分が高校生のときも、自分が保育園で働いているときも、
そして、りんごちゃんが2歳のときも、体操のお兄さんは彼でした。


ホント、好きだったなぁ。
だんだん、お兄さんを見るために大急ぎで自転車をこいで家に帰ったような気がします。
あれから44年も経つんだよ、みなさん。

そうそう、今日奥の和室を掃除していたとき、
ふっと視線を上に上げたら、私の成人式の写真が目に入りました。
近所の写真屋さんに飾られて大きな写真。
もう外そうと思いましたが、ほこりがたまっていたので、やめました(◎_◎;)
あの時の自分より、もっと若かった時に好きだった人、
…というわけですね。時代を感じる~。

参考までに、私が良く見た体操は、「地球をどんどん」と「ぞうさんのあくび」。


スギ花粉は今どこに2018年03月07日 21:57

確か少し前にこんなニュースを見ました。
「2018年春のスギやヒノキの花粉飛散量は、全国的に去年より多くなる見込み。
東北地方から関東地方(特に太平洋側)は、去年の3倍から4倍。

それなら今年は少し早めに花粉症のお薬を飲んでおこうと思っていたのに、
それとこれとは関係ないですが、この寒さと大雪を理由に飲むのを忘れ、今に至っております。

なんか今日は喉が痒い。
あ、もしかしたらこれ、花粉症の初期症状か?

今朝の盛岡、というか私の住んでいるところの最低気温は-10℃でした。
しかもあたりはまだ雪景色。
それでも花粉は飛んでいるのでしょうか。

始まりが出遅れても、花粉の量はきっと同じ。
今年の春は大変なことになるのかもしれません。

おや、なんか耳も痒くなってきた。
よし、今日から飲むぞ。抗アレルギー剤。


道路に穴ぼこ2018年03月08日 22:07

春だから?
妙に増えた、道路の穴ぼこ。
小さなものから大きなものまで~♪
ハマったら大変と思ってよけて走行していますが、わだちもあるから危ない危ない。
あれって何?
なんで春になると、増えるんだ?
友だちの娘さんは、運転免許を取ったばかりだったのですが、
夜に車を運転していたら道路の穴に気がつかず、
そのままはまってしまって、左側の前と後ろのタイヤがパンクしてしまったそうです。
今どきパンク?って思うけれど、確かにあの穴に落ちたら有り得るかもなと。

北国ならではの風景かもしれないので説明しますが、
アスファルトの道路に、そうだな、だいたい30センチ位の穴が突然現れるんだよね。巨大モグラの穴みたいな。
深さは計ったことないけれど、10センチ以上はあるはずです。
もっと深いものもあるでしょう。
それが今年は多いこと、多いこと。
大きいものだと、50センチぐらいの穴もあって、そこにはたいてい水が溜まっているので、入るとバッシャ~ン、しかもガック~ン!ドン! 「うわっ!」みたいな。
(まるでスプラッシュマウンテンの音)



ね、北国で生活している諸君。
これって盛岡だけじゃないよね。
(盛岡の除雪が下手過ぎて、この現象が盛岡だけの風物詩なら、市長に文句を言わなければならない)

旅立ちの日に思う2018年03月09日 21:05

今日みゃむと回転寿司に行きました。
そうしたら、お隣りのボックスに学校でお世話になった先生がいて、
その方のご主人が、ご丁寧に「おめでとうございます!」と挨拶してくれました。

帰りの車の中でみゃむが言いました。
「この年齢でさ、『おめでとうございます!』って言われたら、周りの人はどう思うだろうね。」
う~ん、確かに。
しばらく考えての結論は…?
「退職じゃない?」
「そうだね、退職だ。」
「絶対に卒業だとは思うまい。」
二人は大爆笑。危なく穴ぼこにハマるところでした(笑)


さて、今日は朝から強い雨。
私と一緒に学校に向かうことも出来ましたが、みゃむは早く学校に行きたいと言って、いつも通りにバスに乗って登校しました。
「行ってらっしゃい、気をつけてね。」
みゃむの背中を見送って3年間。
50過ぎてからの学校生活に、今日ピリオドを打ちました。

卒業式は、感動的でした。
というのも、小学生、中学生が立派に卒業証書を受け取っていたからです。
そして、高等部を卒業する人たちにとっての今日の卒業は、人生の特別な日でもあったからです。
彼らは、今までの学校生活とは違った道を歩んで行くわけで、まさしく巣立ちのシーンを見ているようでした。
特に18歳の全盲の生徒の挨拶が立派でした。
当然その子には障がいという壁があり、その子なりの苦労もたくさんあって、
それでも前向きに生きていて、いつも感謝の気持ちを忘れない。
それを自分の言葉で表現していたので、私は泣きそうになりました。
4月からは東京で生活するという、その生徒。
木綿のハンカチーフじゃないけれど、ずっと素直なままでいて欲しいと、よそのおばちゃんは思うのでありました。「染まらないで、帰って~♪」


卒業式のあと、ホームルームがあって、(私はここで帰りましたが)
その後みゃむたちは、お世話になった先生や職員にお礼のあいさつをして回ったらしいです。
みゃむは、この人たちを忘れてはいけないと言って、用務員さんのところにも行ったらしいです。
こういうところがみゃむらしさだよなぁと思いました。
また今日は、午後から専攻科のみなさんと食事会もありました。
最後まで仲間を大事にする、これもみゃむらしさ。
妻は感心しながら、家で一人寂しくカップラをすすりました。

夕方、みゃむが帰って来ました。
楽しかった食事会の様子を教えてくれました。
そして、
「3年間、ありがとう。ゆうこさんのお陰でがんばれた。」
とみゃむが言ってくれました。
いやいや、私は何もしていないよ、と言いながらちょっといい気分になったので、
「じゃあ、お寿司食べに行こうか。」
と、お腹いっぱいのみゃむを連れて回転寿司に行きました。
で、最初にモドル。(笑)
 

みなさんにも今までたくさんのメッセージをいただきました。
公務員として働いていたときの、障がいへの無理解。
あの矛盾、あの侮辱。あの屈辱。
心の病気と闘っていたころの苦しみ。そして退職。
心機一転の入学、そして今日の卒業。
4月からは再就職という新しい人生が始まりますが、
今後とも応援よろしくお願いいたします。

妻の手柄(卒業式の朝)2018年03月10日 16:31

早々に準備をして朝ごはん。
みゃむは就職試験のときに着た新しいスーツを着ていました。
「こぼさないでね。」
「大丈夫、俺様に限ってそんな失敗はしない。」
と言っていたみゃむでしたが、
あれ?なんか良く見るとスーツの上着が汚れている。(うっすら白い?みたいな)
「どうしたの?なんか白いところでスリスリした?」
私は濡れふきんで上着の前見頃を拭こうとしました。
すると、あれ?なんかおかしい。
「ねぇ。これ毎日着ている背広じゃない?」
「え!そんなはずはない。ちゃんとゆうこさんが準備してくれたスーツを着たよ。」

見ると、確かに準備していたスーツのズボンはなくなっていましたが…。
「みゃむ、ズボンは新しいのを穿いたみたいだけど、上着はいつものを着たんじゃないの!?」
ルーティーンって怖いですね。
ついついいつもの流れで、みゃむは上だけ今までの上着を着ていたのです。
色はちょっと違います。グレーとチャコールグレーぐらいの差ではありますが。

「そんなはずはない。」
自分を信じたい気持ちは分かるけど、実際どっちも片方ずつなくなっているのだから、はいはい、直ぐに着替える、着替える!

今気づいて良かったじゃんね。
だって私。卒業生入場のときに、おごそかな音楽に合わせて立派に入場しているみゃむを見て、ズボンと上着の色が違っていたらおったまげただろうなと笑ってしまったもの。(ブログネタには、そっちもおいしかっただろうと少し思った…w)

というわけで、卒業式に上下別々のスーツを着て行かなくて良かった~♪
のお話でした。じゃんちゃん♪