マーク・レスター2012年06月27日 14:48

私が父に生まれて初めて映画館に連れて行ってもらって観た洋画は、「サウンド・オブ・ミュージック」でした。小学生だった私は、もうミュージカルに夢中になり、いろんなレコードも擦り切れるくらい聴きました。当時はNHKのFM放送で、よく映画音楽の番組があったので、兄が買ってくるFMファンという番組表が載っている本を見ながら、番組まるごと録音したりしたものです。今日私は、当時大好きだった「オリバー」という映画のDVDを観ました。「オリバー・トゥイスト」のミュージカルを映画化した1968年の作品です。実はこの映画、今まで一度も観たことがないのですが、オリジナルサウンドトラック盤のLPレコードを持っていたので、挿入歌はもちろん、意味は分からないけれどだいたいの台詞まで憶えていました。子どもの頃に音楽を聴きながら想像していた場面と違うところもありましたが、19世紀のイギリスの貧しい子どもたちの暮らしが、とても良く描かれていたと思います。この映画の主役は、1871年に日本中の女の子が憧れた「小さな恋のメロディ」にも出演していたマーク・レスターです。今でいう天才子役というか、美少年です。彼は1958年生まれということなので、今年54歳になるおじさんですね(笑)…ところで「華氏451」という映画をご存じの方はいらっしゃるでしょうか。人々が文字を読むことを政府が禁止する世界を描いたSF映画です。これは、1966年の作品ですが、とても興味深い作品です。私は子どもの頃に、テレビの映画番組でこれを観て、とても面白いと思いました。本を持っていると通報され、目の前で燃やされてしまう。中には家に図書室を隠しもっていて、家ごと燃やされてしまうような場面もありました。消防車みたいな赤い車は、火を消しにくるのではなく、鐘を鳴らしながら本を燃やしにくるのです。そしてラストシーン…。これは内緒にしておきましょう。我が家DVDがありますので、興味のある方にはお貸しします。そうでした。その「華氏451」という映画にも、一瞬マーク・レスターが出るのです。出演者の名前にも載っていないので信じてくれない人が多いのですが、あれは確かに幼いマーク・レスターです。さて、マーク・レスターの最近の噂と言えば、確かマイケル・シャクソンの子どもの精子提供者だとかなんとか…。さぞ美しい顔立ちなことでしょうね。

コメント

_ chaoちゃん ― 2013年01月24日 22:04

こんばんは。
【サウンド・オブ・ミュージック】は我が家のお気に入り映画の筆頭ですね。
妻は相当回数見ている。あの始まりの高度感に引き込まれ、それこそ家族でつくる音楽の楽しみ、人を慕う心の美しさ等々、いいですね。
私がミュージカルに目覚めたのは、【屋根の上のバイオリン弾き】でした。
中劇で見て早速サウンドトラック版レコード購入を思い出します。
昔はFMの音楽放送をエアチェックしカセットレコーダーに録音していたものです。今でも、カセットテープが保存されています。
あなたさまの記事で随分とプレイバックしてしまいました。
生活の中で音楽を味わうこと。
楽しいことの一つ、大事にしたいことのの一つです。
では、又。
おやすみなさい。

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